日立メディコ

やさしさは，見える。
Caring with High-Definition

いのちと真摯に向き合い，「見えないものを見たい」という思いに応えたい。
日立メディコは，やさしい医療，見える医療をめざします。

ECHELON RXは，高度なMRI技術と最新のテクノロジーを融合し，超電導MRIの高精度画像とシンプルな操作性を実現した最新のMRI装置です。

ECHELON RXコイルシステムは，高感度受信コイルの採用だけではなくワークフローまで考慮した受信コイルシステムです。RXコイルシステムにより，常に設置されている脊椎コイルに頭部用コイルをセッティングするだけで，頭部・全脊椎の撮像が可能です。また，頭部用コイルをテーブルに置いたままでの腹部撮像が可能です。

磁石の静磁場均一度は重要な基本スペックです。ECHELON RXでは，FOV500mmの広い撮像空間と高い磁場均一度を実現しました。さらに，高次シミング機能HOSSの搭載によリ，被検者が入った時に乱れてしまう磁場均一性を補正することが可能です。

ECHELON RXは新開発のPatient Tableを採用。フットスイッチによって，Patient Tableの上下・前後動作が可能です。操作者の両手がフリーとなリ，被検者へのきめ細かなケアが可能です。

撮像条件を変更する際の条件設定を補助する機能です。設定できない条件が入力されたとき，設定可能なパラメータの代替条件を複数表示します。その際，各条件における画像のSNRや撮像時間が表示されます。

心臓だけでなく全身を0.35秒/回転で撮影できるSCENARIAが，新たにIntelliCenterを搭載しました。IntelliCenterとは，左右に最大80mm移動する寝台横スライド機構^＊とX線補償フィルタ切り替えを組み合わせた機能です。心臓撮影の例では，低被ばく用X線補償フィルタを用いてX線を関心領域に絞り，寝台横スライド機構によってX線が絞られた関心領域に心臓を位置決めします。心臓がスキャナの回転中心に来るので空間分解能の向上が期待でき，X線を絞ることによって被ばく低減も可能です。
＊オプションです。

• 1回の圧迫でコンベンショナル（2D）画像撮影，トモシンセシス（3D）画像撮影に加え，2D撮影＋3D撮影が行えるComboモードを備えています。
• 2D撮影，3D撮影の両方を行う際に，効率的な撮影が行えます。
• 3D撮影は±7.5度の範囲を低線量で15回照射します。撮影時間は4秒以下と高速です。

図3　Selenia Dimensions

さらに進化したデジタル信号処理回路「Ultra BE II」により，クリアで美しい画像を実現。また，エラストグラフィを3D画像でリアルタイムに表示する「Elasto 4D」ほか，最新のアプリケーション機能を搭載しています。
＊製造販売：株式会社日立メディコ
　販売：日立アロカメディカル株式会社

図4　HI VISION Ascendus

Prosound F75のキャッチフレーズは，「FIT to your specialty」。「FIT」はFacilitate workflow（効率的な検査），Investment return（投資効果），True diagnostics（正確な診断）の3つの頭文字からなります。ユーザーの立場になって使い勝手を第一に考え，人間工学上のやさしい配慮を実現（図6）。患者さん固有の条件に依存せず，安定して診断能力の高い画像を描出し，どんな検査にも「FITする」ことをめざして開発しました。
＊販売：日立アロカメディカル株式会社

図5　Prosound F75

図6　使い勝手を第一に考えられたProsound F75

デジタルクリニックは，使い勝手に定評のある日立のレセコン一体型電子カルテシステムを中心に，患者さんごとの診療情報を一元管理。院内各部門のリアルタイムな情報共有とスムーズな業務連携を実現する，クリニック向けITソリューションです。 お客様のニーズに合った最適なシステムを設計し，機器の選定からシステムの構築，そして保守までをワンストップにて提供します。

●院内情報統合システム「Doctor-SEED i」：	手書きスタイルにこだわった正統進化型電子カルテシステム（図7）。レセコンから徐々に電子カルテ化を進めることが可能。
●画像参照ビューア「NV-Light」：	画像データのファイリング機能を備えた画像参照ビューア（図7）。電子カルテ端末にビューアアプリケーションの配信が可能。

図7　Doctor-SEED iとNV-Light