GEヘルスケア・ジャパン

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Technical Note

2010年8月号
Women's Imaging 2010最新技術

DMG−Senographeシリーズ 新たな10年へ…

2010年4月,将来を見据えたプラットフォーム「Senographe Essential」と検診車搭載用「Senographe Essential-e」を発売しました。GEがFPDをマンモグラフィに搭載し10年目となる今年は,マンモグラフィの活躍の場をさらに拡大し,診断に寄与することをめざし,トータル設計をさらに強化しています。将来を見据えたこだわりのトータル設計について紹介します。

●ケーシングレスMo/Rh二重陽極X線管
GEは,Dense Breastや被ばく低減の観点から,お客さまから支持されている,二重陽極を搭載しています。また,短時間当たりの曝射数を確保するため,陽極接地構造とし,高い熱伝導性を持たせ,効果的な冷却効率を維持します。さらに,迅速で安定した動作が確保できるよう,ケーシングレス構造とし,X線管Cアーム部分が軽量化されました。

●間接変換方式FPD
乳がんの画像診断に役立つべく,低被ばくで,質の高い画質を維持することを重要視しています。指標としてDQEを考慮し,入射線量の増減に過度な影響を受けず,一定の吸収効率を維持できるヨウ化セシウムを採用しました。この方式は,次の曝射までのサイクルタイムを非常に短くすることが可能です。

●AOPモードと画像の最適化処理Premium View
デジタル画像の画質は様々ですが,処理の上でCNRを考慮することは重要です。AOPモードのプレ曝射機構は,CNRが一定となる撮影条件をコントロールします。さらに,皮膚縁から胸壁,乳腺の重なる部分まで幅広いダイナミックレンジで対応するため,従来からビューワシステム上で好評を得ている,最適化処理の“Premium View”が撮影装置本体に搭載されました。
ブレストトモシンセシス(薬事未承認),造影マンモグラフィ(薬事未承認)など,様々なアプリケーションが期待される中,将来を見据えたトータル設計が非常に重要な役割を持つと考えています。

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【問い合わせ先】 I&XIセールス&マーケティング部マンモグラフィ担当 TEL 042-585-9370