病院のコストダウンと効率化に役立つハードウエア導入最新事例情報セミナー
院内PCのTCO削減とセキュリティーを担保するインテルテクノロジー インテル株式会社 事業開発本部デジタルヘルス事業部 インダストリーアライアンス部長兼公共事業統括部事業開発部長 風間 博明 氏
日本の医療機関の高い要求に応えるインテルvProテクノロジー

インテルでは,ユーザーのニーズに合わせてコンピュータ利用検討をしている。ヘルスケア分野においても民族誌学的研究によりIT活用の必要性が極めて高い事明らかになっている。インテル・デジタルヘルスでは「慢性疾患管理」「自立した暮らし」「コネクテッドヘルスケア」の3本を柱として新たなプラットフォームの開発およびテストを進めている。

医療現場での診療情報は極めてプライベートな情報であるため,その運用においては十分なセキュリティを確保することが必要である。

インテルでは,このような院内のIT機器のセキュリティ管理を容易にするプラットフォームとして,インテル® vPro テクノロジーを提供している。 このプラットフォームでは,ネットワークを通じたIT機器の遠隔管理・モニタリングを可能にし,セキュリティ向上と管理コスト削減に寄与する。例えばOSがクラッシュしたような場合でもリモートでPCを制御できる。また,夜間のソフトウェア・アップデートでも自動で電源コントロールを行いリモートメンテナンスすることにより必要な時間に必要なPCが動作していることによりCO2の削減につながると考えられる。

このほか,インテルでは,PCが盗難にあった場合,それをユーザーが報告することでPCがロックされ,データが保護できるインテル® アンチセフト・テクノロジーもあり,医療機関のニーズに応えている。

ホームヘルスケアの重要性を受けコンティニュア・ヘルスの取り組みを推進

インテルでは,コンティニュア・ヘルス・アライアンスの活動に取り組んでいる。これはITと健康管理機器を相互接続し,日々の健康管理を行うという考えに基づいた活動である。現在,世界的な高齢化や慢性疾患患者の増加により,ホームヘルスケアの必要性が高まっている。このコンティニュア・ヘルス・アライアンスでは,血圧計や歩数計,体重計などの健康管理機器のデータをインターネットを介してヘルスケアサービス事業者などに送り,健康指導やモニタリングサービスを受けるといったことができるように,ガイドラインを策定している。2006年に22社で始まった活動も,現在では240社が参加している。メンバー企業はガイドラインに基づいた製品開発を行い,2010年2月17日は,24社が製品を発表するプレスイベントを開催した。また,10月に開かれたCEATEC JAPAN 2010には,デジタルヘルス・プラザとしてメンバー企業が製品展示を行った。

電子カルテを高速化させる高性能端末と電子カルテ環境に最適なモニタについて
院内PCのTCO削減とセキュリティを担保するインテルテクノロジー
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●問い合わせ先
日本ヒューレット・パッカード株式会社
カスタマー・インフォメーションセンター
TEL 03-6416-6660
http://h50146.www5.hp.com/public/healthcare/

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