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RSNA2011

RSNA2011
■ Philips Healthcare(フィリップス)
  テーマは,昨年に続きImaging 2.0

RSNA2011 [第1日目:11月27日(日)]
Imaging 2.0をさらに進化させた展示を展開
Imaging 2.0をさらに進化させた展示を展開

ブース中央には,ダッシュボードとしてタッチパネル方式の展示
ブース中央には,ダッシュボードとして
タッチパネル方式の展示

  Philips Healthcareは,RSNA2010に引き続き“Imaging 2.0(イメージング・トゥー・ドット・オー)”をテーマに展示を構成した。今年は,“Sharing your vision. Advancing the science.”をサブテーマに掲げて,ユーザーとビジョンを共有し,それに基づいて今後の開発や技術の追究を進めていくという姿勢を示した。

  Philipsでは,RSNA2010でImaging 2.0のコンセプトのもとにすべての製品ラインで新製品を発表したが,今回の展示では,それらの製品が実際に臨床に導入され高い評価を受けていることから,多くの臨床画像データを掲示し,それぞれの装置の性能だけでなく,臨床的な有効性が実感できるブースを構成した。 Imaging 2.0を支える3本柱が,Clinical Integration & Collaboration(臨床上の融合と協調),Patient Focus(患者本位のシステム作り),Improved Economic Value(経済性の追究)である。すべての製品がこのコンセプトに基づいて開発されているが,例えば臨床上の融合と協調ではPET/MRを例にあげ,患者本位では “被ばく低減”と“検査時間の短縮”をターゲットとして,iDose4による被ばく低減の技術と処理スピードのさらなる短縮,Ingeniaでの検査時間の短縮などを紹介した。経済性の追求としては,一般撮影でワイヤレスFPDを中心に立位,臥位の撮影装置,ポータブル回診車などでFPDパネルを共有することで,経済効率性の高いシステムが構築できることなどをアピールしていた。

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