C@RNA Connect(富士フイルムメディカル)
紹介率・逆紹介率アップ,そして今,検査・画像情報提供加算も!地域医療連携サービスC@RNA Connect

2017-7-3

富士フイルムメディカル

クラウド・地域連携


C@RNA Connect(カルナコネクト)は,病院と診療所間を結ぶクラウド型の地域医療連携システムとして全国的に導入されています。C@RNA Connectは,検査予約や診療予約をはじめ,検査結果画像や診療結果を送信する機能を提供することで,患者紹介率および逆紹介率を強力に向上させています。
病院によっては紹介率80%,逆紹介率150%を達成しています。

双方向での画像データ連携

電子的な方法により,病院は診療所にCT・MRIなどの高度医療機器の検査結果画像や読影レポート(図1)などを閲覧可能な形式で送信することができます。
さらに,診療所は,病院に診療所で撮影されたデジタルX線,内視鏡,超音波などの画像を送信することができます。

図1 レポート画面

図1 レポート画面

 

1.オンラインPDI機能
オンラインPDI機能はIHEのプロファイルであるPDI(Portable Data for Imaging)形式の画像の送受をオンライン化しました(図2)。本機能は,従来の可搬型媒体に画像データを書き込むのと同様の形式で,クラウドを経由して画像データを相互交換することができます。
また,可搬型媒体を用いた運用とオンラインによる運用では大きく変化することがなく,両運用を併用することが可能です。そのため,病院では診療所の要望に沿って,両運用を柔軟に使い分けることができます。

図2 オンラインPDI

図2 オンラインPDI

 

2.SYNAPSE ZEROを活用した画像連携機能
SYNAPSE ZEROは,スマートデバイスから院内PACSに蓄えられた画像を閲覧可能なシステムです。
SYNAPSE ZEROは,C@RNA Connectと連携させることにより,診療所は瞬時に病院内で撮影した紹介患者の画像データを閲覧できます(図3)。さらに,病院内で撮影した画像データは,病院内PACSに保管されているため,診療所側で画像管理することなく,いつでも閲覧することができます。

図3 SYNAPSE ZERO画像連携

図3 SYNAPSE ZERO画像連携

 

3.地域での患者紹介・逆紹介機能の実現
診療所は,C@RNA Connectを活用することで,簡単に患者紹介することが可能です。C@RNA Connectは,医師認証カードをお持ちの診療所では診療情報提供書にHPKI(Healthcare Public Key Infrastructure)電子署名の上,オンラインで診療情報提供書を病院に送信することができます。

退院サマリなどの診療文書を連携先に送信

診療文書作成システムと連携させることから,病院側で作成された診療情報提供書,退院時サマリや看護サマリなどを連携診療所に送信できます。さらに,紹介患者に対する診療情報提供書が未記入の場合に注意喚起されるので,診療情報提供書の返信漏れを防止します。

医療連携から医療介護連携まで拡大

病院で作成された各種診療情報を診療所,調剤薬局,訪問看護ステーションなどの医療系施設だけではなく,介護事業所や自治体などの介護系施設とも連携することが可能なことから,地域内において患者の情報共有が可能です。

段階的機能追加が可能なシステム

C@RNA Connectはクラウドにて多様な機能を提供しており,病院の課題に従って部分的にシステム化することが可能です。そのため,病院は予算規模に応じてシステム導入範囲を取捨選択することができます。

その他

本関連記事として,ITvision No.36,26ページに国立病院機構相模原病院の導入事例が掲載されています。

 

●問い合わせ先
富士フイルムメディカル株式会社
ITソリューション事業本部事業推進部
〒106-0031 東京都港区西麻布2-26-30 富士フイルム西麻布ビル
TEL 03-6419-8040
URL http://fms.fujifilm.co.jp

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