特長<1>
検出器移動により頭部と乳房の検査に対応
高性能検出器を頭部撮像モードと乳房撮像モードに切り替えることで，頭部・乳房両方の検査が行えます。

頭部撮像モード

乳房撮像モード

頭部（アミロイドPET・FDG-PET）・乳房　クリニカルイメージギャラリー（メーカーページ）
https://www.shimadzu.com/med/pet-imaging-gallery/

特長<2> 
AI搭載　再構成ソフトウェア「S-TRAC™ AI」（オプション）
BresTomeはCT画像等を用いずに，TOF-PETデータから吸収補正を行う独自の方法「S-TRAC」を採用し低被ばくで検査が行えます。さらに認知症の検査中に頭が動いてしまった場合などで，短時間のデータから画像を生成する場合でも，精度の高い吸収補正が行えるようにAI技術を加えた「S-TRAC AI」をご用意しています。

特長<3> 
高精細画像を提供－SiPMを採用した半導体TOF-PET
頭部と乳房の両方の検査に最適化したSiPM（Silicon Photomultiplier）検出器を搭載したTOF（Time of Flight） PET装置で高い空間分解能を実現しています。さらに検出器を全身用PET装置より検査部位に近接して配置することで，より感度良くγ線を検出でき，双方の検査で高精細画像を提供します。

SiPMと2.1mm 角のLuを含む
シンチレータで構成される検出器モジュール

特長<4>
認知症診断に大きな一歩を
全身用PET装置では描出が困難な薬剤分布の把握を可能にし，より精度の高い診断を支援します。認知症診療で期待の高まるアミロイドPET検査としてBresTomeはより精度の高い診断を支援します。

FDG PET画像例

Amyloid PET 画像例

特長<5>
乳房を圧迫しない検査
乳房撮像モードでは被検者は乳房を検出器ホールにセットするだけでリラックスして検査が受けられます。乳房を圧迫する必要がないため，圧迫に伴う痛みがありません。また，うつぶせの検査体位をとることで，呼吸に伴う体動の影響が少ない，良好な画像が得られます。

特長<6>
乳房内の微細な薬剤集積を明瞭に描出する高解像度
全身PET装置と比較して，高い解像度を達成しています。

FDG PET画像例

・ガントリ
・オペレーションボックス

・寸法　1120mm（D）× 3285mm（W）× 1100mm（H）
・質量　870kg（ガントリのみ）
・シンチレータ　Lutetiumを含むシンチレータ
・FOV　φ264mm
・分解能（半径5mm位置半径方向）1.0～2.5 mm FWHM

・サブターミナルオプション
・リモートメンテナンスオプション
・DICOM MWMオプション
・DICOM MPPSオプション
・検査補助具

・全国にサービス拠点を配置
・各種メンテナンス・プランを用意しておりますのでサービス担当者へお問い合わせください。