日本シグマックス,タブレット型超音波画像診断装置「ポケットエコー miruco(ミルコ)」発売
〜コンパクト&直感的操作で,エコーがもっと身近なものに〜

2016-7-1

超音波

在宅医療機器


ポケットエコー miruco(ミルコ)

ポケットエコー miruco(ミルコ)

日本シグマックス(株)は,超音波画像診断装置「ポケットエコー miruco(ミルコ)」を2016年7月1日に発売する。初年度は1,000台の販売を目指す。

「miruco」は病棟や往診,訪問介護などポケットエコーが最大限活躍し,医療連携につながる場面を想定し開発された。プリセットされた設定を選ぶだけで使えるシンプルで直感的な操作性,わずか数秒という短時間での起動と現場での使用に見合った電池容量,持ち運びやすいコンパクトなサイズと見やすい大きさの画面の両立など,必要十分なレベルの機能や画質にすることで,1台あたり16万9900円(本体価格)という従来にないリーズナブルな価格を実現している。

タブレット型のエコーは使用しながら画像を患者さんにも見せられるので,治療への積極的参加を促すコミュニケーションツールとしての役割も果たす。同社では簡単かつ低価格なエコー「miruco」を広く浸透させるために,外部機関と連携しながら正しい使用方法・判断基準の普及活動を推進し,病棟のみならず在宅医療にまで,医療現場の質をより向上させる有益なツールとなることを目指す。

使用イメージ

 

●ポケットエコーmiruco 製品特長

■コンパクト設計で持ち運びが楽
片手で持てて画像が見やすい7インチのディスプレイのタブレット(210mm×110mm)を使用。プローブも一緒に白衣やエプロンなどのポケットに入るコンパクト設計で,合計の重さも約460gと,持ち運びが楽にできる。

■操作が簡単ですぐに使用可能
プローブのケーブルをタブレットに挿すだけで,わずか数秒で起動しすぐに使える。設定は目的(膀胱,肺,浅部,深部)と,体型(細身,標準,肥満)の2つをタッチパネルで選択するだけでよく,直感的な操作が可能。日本語表示で分かりやすいので簡単に使用できる。

■膀胱モード,肺モードをプリセットで用意
脱水等の体液管理,排尿管理等に役立つ「膀胱モード」と,慢性心不全,誤嚥性肺炎などの観察のための「肺モード」をプリセット。細かな設定をしなくても,すぐに現場で使用することができる。

■3時間連続使用可能で様々なシーンに対応
連続動作時間はフル充電時で約3時間と,病棟,往診,訪問看護など,使用シーンや場所を問わずいつでもどこでも使用することができる。※充電しながらの使用はできない。

■通信を使って画像共有が可能
無線LAN(Wi-Fi等)使用環境下で画像をメール送信したり,USB接続でパソコンに画像を保存したりすることができ,情報や画像の共有や,現場での判断に活用できる。※通信は別途必要。

<販売情報>
「ポケットエコー miruco(ミルコ)」は日本シグマックス(株)が製造販売する。販売対象は医療現場(医療機関,在宅医療,訪問看護)となる。

当初は販売のみの提供だが,毎月定額のレンタルプランも検討中(2016年秋頃開始予定)

 

●価格
・本体一式販売価格:169,900円(税別)
・保証プラン:1年保証16,800円,2年保証33,600円,3年保証45,000円(税別)

●製品情報,購入に関する問い合わせ先
・専用ウェブサイト http://www.sigmax-med.jp/medical/miruco
・専用お客様窓口 0800-222-3210(通話料無料)
受付時間9時~17時(平日) ※土日,祝祭日,年末年始を除く

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