JMDCとキヤノンMJ,タブレット端末をかざすだけでカラダの健康状態が分かる「健康年齢®OCRサービス」を提供開始

2017-10-10

キヤノン


「健康年齢OCRサービス」の画面イメージ

「健康年齢®OCRサービス」の画面イメージ

ノーリツ鋼機(株)のグループ子会社である(株)日本医療データセンター(以下JMDC)とキヤノンマーケティングジャパン(株)(以下キヤノンMJ)は,「健康年齢®OCRサービス」を共同開発し10月5日より提供を開始する。

JMDCとキヤノンMJが共同開発した「健康年齢®OCRサービス」※1は,第一生命保険(株)が顧客の健康寿命延伸やQOL向上を目的に展開する健康増進アプリ「健康第一」に,「MY健診アドバイス」として新たに採用された。※3

「MY健診アドバイス」は,健康診断の検査値だけではわかりにくい健康状態をタブレット端末上に一目でわかりやすく表示するサービス。顧客がタブレット端末のカメラを健康診断書にかざすだけで必要な項目の検査値を自動で抽出しOCR解析を行って一覧にする。これを,JMDCが開発した統計モデルに照らし合わせ,健康状態の解析結果をすぐにタブレット端末上に表示する。カラダの年齢「健康年齢」と“生活習慣病予備軍”,“隠れメタボ”,“健康体” などの9段階の「健康タイプ」,さらに健康状態に応じてわかりやすい改善の指標と健康アドバイスも表示されるため,利用者は,日々,楽しみながら健康増進に取り組むことが可能である。

JMDCは,160万人の健診データやレセプトデータを基に解析し開発された統計モデルにより,カラダの年齢を表す独自の健康指標「健康年齢®」※2を活用した。さらに,このデータを解析することで,自身の健康状態にあった健康アドバイス,健康タイプを判定する仕組みも提供している。一方,キヤノンMJは,今まで培ってきた非定型OCRの技術を活用し,タブレット端末のカメラをかざすだけで様々な様式の健康診断書から検査値を抽出し解析する機能とデータ連携をしてタブレット端末上に表示させるシステムを構築した。

今後,キヤノンMJは,長年培ってきたOCRの技術とAIやIOTなどの新しい技術を組み合わせたソリューションを金融,製造,流通など各業種の業務にあわせたソリューションを展開していく。一方,JMDCは,医療ビッグデータを活用した生活習慣病予防や健康増進に資するサービス開発により健康社会の実現に貢献していく。

※1 「健康年齢®OCRサービス」とは,第一生命が主催する「InsTechオープンイノベーションビジネスコンテスト」で最優秀賞を受賞した「健康年齢®とかざしOCRを活用したサービス」と同様のサービスでキヤノンMJと共同開発したサービス名。
サービスには(株)アイエスピーの「かざしOCRライブラリ」を採用している。
※2 「健康年齢®」は,(株)日本医療データセンターの登録商標。本アプリ内サービスで使用する健康年齢は,同アプリ独自の方法により算出しているため,(株)日本医療データセンターの健康年齢と算出基準が異なる。
https://kenko-nenrei.jp/
※3 「MY健診アドバイス」は,10月5日に第一生命の健康増進アプリ「健康第一」からダウンロードが可能。
第一生命ニュースリリース http://www.dai-ichi-life.co.jp/company/news/pdf/2017_037.pdf

 

●問い合わせ先
日本医療データセンター
https://www.jmdc.co.jp/

キヤノン金融ソリューションサイト
canon.jp/fss

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