メドピアグループ,オンライン診療ツール「first call for オンライン診療」をリリース

2020-5-19


オンライン診療ツール「first call for オンライン診療」

メドピア(株)は,オンライン診療ツール「first call for オンライン診療」の提供を,2020年5月19日より段階的に開始する(利用には,MedPeerへの医師会員登録が必要となる)。特設サイトからの事前登録者に,順次案内し,案内の完了は,5月末を予定している。
なお,本サービスは,2020年12月末まで無料で提供する。

【「first call for オンライン診療」申し込みはこちら(医師限定)】
https://medpeer.jp/telemed

昨今,通信環境の進歩を背景に,オンライン診療への注目が高まっている。2018年度の診療報酬改定では「オンライン診療料」が新設され保険診療での利用が可能となったほか,昨年4月の診療報酬改定では,オンライン診療の対象疾患が拡大した。また,新型コロナウイルス対策の一環の特例措置として,二次感染の防止のため,受診歴がない初診患者にもオンライン診療を認める方針を打ち出した。
直近では,政府による医療機関向けに対応マニュアルの公開,オンライン診療に対応した医療機関リストの公開※1など,行政主導のオンライン診療導入への働きかけもあり,そのニーズはますます高まっている。
一方で,制度の煩雑さ,既存の診療体制変更への懸念等から,導入にハードルを感じている医師も未だ多いことも事実である。

同社としては,本サービスリリースに先立ち,2020年4月に「オンライン診療導入ガイド(https://medpeer.jp/telemed/guide )」ページを開設し,オンライン診療に関する医師の不安解消を図ってきた。

2020年4月10日~5月18日の期間で,「first call for オンライン診療」特設サイトには,1,000件を超える事前登録があり,医療従事者の関心の高さが伺える※2

今回リリースする「first call for オンライン診療」は,同社が培ってきた知見を基に,オンライン診療において必要な基本機能((1)TV電話面談機能,(2)診療メモ機能[医師向け],(3)チャット機能)の提供に特化し,医師や患者双方にとって使いやすいデザイン設計を目指し開発した。

※1 厚生労働省ホームページ「新型コロナウイルス感染症の感染拡大を踏まえたオンライン診療について」
※2 2020年4月10日付けプレスリリースはこちら:https://medpeer.co.jp/press/7660.html

●オンライン診療ツール「first call for オンライン診療」の概要

「first call for オンライン診療」は,クリニックの医師がオンライン診療を始める第一歩を支援するツール。本サービスは,2020年12月末までの期間は無料で提供する。

■サービスの特長

(1) PC,スマホ対応
医師・患者ともに,PC・スマートフォンのどちらでも診療を行うことができる。患者は,サービス利用時の会員登録は不要。
(2) シンプルな機能に特化
オンライン診療を行う上で必須の機能(TV電話面談機能,診療メモ機能[医師向け],チャット機能)に特化。患者も,シンプルで使いやすいサービスとなるよう設計している。
(3) 患者は会員登録不要
患者は,会員登録やアプリのダウンロードをせずに利用できる。TV電話面談用のURLまたはパスコードを患者に共有するだけで診療が始められる。

患者は会員登録不要

 

■サービス利用方法

(1) 医師はシステムにログイン後,患者と調整した診療予約時間を登録する。
医師は患者に対し,TV電話面談用の個別URLまたはパスコードを発行する。
(2) 予約登録完了後,医師から患者へ通知が届く。予約時間になったら,通知に記載される個別URLをクリックし,ログイン後,TV通話を使って診察や相談を開始する。

医師はシステムにログイン後,患者と調整した診療予約時間を登録する

 

■サービス利用の流れ
以下サイトより,申し込み。
https://medpeer.jp/telemed

利用開始方法については,登録者に順次案内する。
なお,本サービスの利用には,医師専用コミュニティサイト「MedPeer」への会員登録(医師限定・無料)が必須となる。

 

●問い合わせ先
メドピア(株)
https://medpeer.co.jp


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