日立製作所,動物用超音波診断装置の新製品「ARIETTA 65V」を発売
動物病院の診断から治療をサポートする超音波診断装置

2020-7-1

超音波

日立製作所


超音波診断装置「ARIETTA 65V」

(株)日立製作所ヘルスケアビジネスユニット(以下,日立)は,動物用超音波診断装置の新製品「ARIETTA 65V」(アリエッタ 65ブイ)を,7月1日から販売開始する。

本製品は,ARIETTAシリーズの最上位機種である「ARIETTA 850」(アリエッタ 850)の画像処理技術やアプリケーションの一部を搭載したことで,高画質と多様な検査への対応を実現する。また,可動域の大きいモニタアームや操作パネルによって,長時間の検査に伴う検査者の負担の軽減が期待できる。さらに,さまざまな用途に対応する豊富なプローブラインナップにより,動物病院においての診断から治療をサポートする。

動物医療では言葉によるコミュニケーションが難しい動物たちのさまざまな疾患を,体への負担を少なく,迅速に診断することがより一層求められている。超音波検査は,非侵襲で動物への負担が少なく,リアルタイムに体内を画像化でき,検査の際に特別な環境を必要としないことから動物医療でも普及している。

本製品は,「Smooth Workflow」 「Superb Imaging」 「Simple to use Applications」をコンセプトに開発を行った。上位機種の「ARIETTA 850」の画像処理技術を搭載し,高画質を実現するとともに,動きの速い小動物の心臓の観察時に有用なアプリケーションなどにより,動物医療をサポートする。また装置デザインは人間工学に基づいており,検査者は長時間の検査も快適に行うことができる。

●新製品の特徴

1.人間工学に基づいた筐体デザインと検査の再現性を高めるProtocol Assistant*機能:Smooth Workflow
超音波検査はモニタを見ながらプローブ走査やパネル操作を行うため,検査中は体をかがめたり,曲げたりする。1日に何回も行う検査者にとって,この身体的な負担は大きなストレスとなる。「ARIETTA 65V」は人間工学に基づいて設計したモニタアームと操作パネルを採用することで,あらゆる体勢でも快適な検査環境を提供する。また,検査の手順や撮像条件,ボディマークなどをあらかじめ登録できるProtocol Assistant*機能により,スクリーニング検査等での再現性を高める。

2.音響ノイズを低減し,高画質を実現する画像処理技術:Superb Imaging
上位機種で培った画像処理技術を搭載し,高画質を実現している。ノイズを低減し,組織境界の描出力を向上させるCarving Imagingは個体差の少ない安定した画像の描出を実現する。

3.検査をサポートする使い勝手の良いアプリケーション:Simple to use Applications
動きの速い小動物の心臓の観察時に有用な,リアルタイム画像とスローモーション画像を同時に表示するDynamic Slow motion Display (DSD)*を搭載している。また,同一断面で2箇所のドプラ波形を観察するDual Gate Dopplerは,心機能評価などで異なる箇所のドプラ波形が必要となる検査で活用ができる。さらに,組織のひずみをリアルタイムに算出することで硬さの違いを色づけ表示するReal-time Tissue Elastography (RTE)*などのアプリケーションを搭載し,診断をサポートする。

*オプション機能

販売名 超音波診断装置 ARIETTA 65V(届出番号:2動薬第376号)
定価(税抜き) 4200万円 *システム構成により価格は異なる。
提供開始時期 2020年7月

 

●問い合わせ先
(株)日立製作所ヘルスケアビジネスユニット
超音波診断事業部 [担当:吉中,竹市]
TEL 03-6284-3100
http://www.hitachi.co.jp/healthcare

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