アイリス,AI医療機器「nodoca」にウェブ問診連携機能を新搭載
問診入力をより円滑にし,効率的な診療フローへ
2025-10-21
AI医療機器のアイリス(株)(以下アイリス)は,nodoca®の新機能として,ウェブ問診連携機能を新たに提供を開始することを発表した。
今回新たに提供を開始するウェブ問診連携機能では,連携するウェブ問診システムを通して患者の基本情報や問診情報を,医療機関にてnodocaクラウドに新たに打ち直す必要なくスムーズに取り込むことができる。数クリックの簡単な操作で入力が可能となるため,医療機関での入力作業の負担を最小限に抑えることで,臨床現場の利便性向上に貢献する。
本機能は,2025年10月末よりSymview((株)レイヤード),メルプWEB問診((株)HERO innovation)との連携を開始する。今後も医療現場の業務効率化に向け,各社ウェブ問診システムとの連携をさらに進めていく。
アイリスはテクノロジーの力を活用し医療DXのさらなる普及と推進に取り組むことで,持続可能な医療の実現に貢献していく。
■nodocaについて
nodocaは,咽頭(のど)の画像と問診情報等をAIが解析し,疾患に特徴的な所見を検出することで診断を支援するAI医療機器。nodocaは累計100施設超の国内医療機関が関わり開発された。 併せて「日本救急医学会推薦AI研究」としての研究開発,新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)による事業化支援,国立研究開発法人 産業技術総合研究所の国産スーパーコンピューター「ABCI」の活用など,医学×情報工学の「産官学医」が連携して開発された。現在nodocaはインフルエンザおよび新型コロナウイルス感染症について薬事承認を取得している。
●問い合わせ先
アイリス(株)
https://aillis.jp/
