AIカルテ「medimo」,日本語・英語の混合会話に対応する「多言語機能」をリリース
外国人の患者対応時のシームレスな診療録作成を支援

2026-4-2

医療情報システム(電子カルテ)

AI


AIカルテ「medimo」

医師率いる医療AIスタートアップ(株)medimoは,日本語と英語が混在する会話の認識および要約に対応した新機能「多言語版」をリリースする。

新機能リリースの背景

昨今,在留外国人や訪日観光客の増加に伴い,医療現場においても英語を用いた診療の機会が増加している。しかし,従来のAI音声認識システムでは,日本語と他言語が混ざる診療場面において,文字起こしや要約の精度維持が課題となっていた。

今回実装した「多言語機能」は,日本語と英語が入り混じる実際の診療会話においても,スムーズな文字起こしと要約生成を実現する。言語の壁を越えたシームレスな診療録作成を可能にし,医師の事務作業負担を大幅に軽減する。

「多言語機能」の特長

1. 日英混合の会話を高精度に認識 
「多言語版」設定を選択することで,日本語と英語が混在している会話であっても,AIが自動的に両言語を認識して書き起こしを行う。言語を切り替えるスイッチ操作などは不要で,自然な会話の流れを妨げない。

2. 英語部分を翻訳し,日本語で要約生成
書き起こされた内容のうち,英語で話された部分については,文脈に合わせて日本語に翻訳した上で要約を作成する。これにより,会話自体は英語で行われた場合でも,日本のカルテ基準に合わせた日本語の診療録を即座に作成することが可能。

3. 英語フォーマットでの出力にも対応
専用の要約テンプレートを使用することで,日本語・英語が混在した書き起こしデータから,英語でのSOAP形式要約を作成することも可能。患者への共有用や,外国人医師への引継ぎなど,用途に応じた言語での出力に対応する。

その他のアップデート情報

情報セキュリティの国際規格「ISO/IEC 27001」認証を取得
患者の機密性の高い医療情報(要配慮個人情報)を扱うサービスとして,SMS(情報セキュリティマネジメントシステム)の国際規格認証を取得した。従来の「3省2ガイドライン」準拠に加え,国際基準のセキュリティ管理体制が客観的に証明されたことで,より安心・安全な医療DXを支援する。

録音回数(診療回数)の可視化 
利用状況の透明性を高めるため,これまでの「利用分数」に加え,「録音回数」の表示機能を追加した。診療件数ベースでの利用状況がひと目で把握できるようになる。

ユーザー辞書機能の強化
登録した専門用語や固有名詞が,要約文においても正しく反映されるよう修正を行った。これにより,各医療機関の特性に合わせたより精度の高いカルテ作成が可能になる。

 

●問い合わせ先
(株)medimo
https://corp.medimo.ai/

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