ai&とGENSHI AI,日本国内におけるセキュアな医療AIの社会実装を推進するパートナーシップを締結
— 厳格な情報機微とコンプライアンスを担保しながら,医療現場における先進的なAI活用を可能にする,日本国内完結型のLLM基盤の構築に向けて —
2026-5-14
垂直統合型のグローバルAIテクノロジー企業である(株)エーアイ・アンド(以下「ai&」)は2026年5月14日,医療AI領域で事業を展開する(株)GENSHI AI(以下「GENSHI AI」)と,日本国内の医療機関向けにセキュアな大規模言語モデル(LLM)基盤の構築を目指したパートナーシップを締結したことを発表した。両社は現在,実証実験(PoC)を進めており,2026年度中の本格展開を予定している。本パートナーシップを通じて両社は,機微性の高い医療データを日本国内に留めたまま,先進的なAI活用を可能にする環境の実現に取り組む。
日本の医療におけるAIの可能性を解き放つ
医療分野におけるLLMの活用は,電子カルテの要約から臨床研究支援に至るまで,急速に広がりつつある。一方で日本では,個人情報保護法や「3省2ガイドライン」をはじめとする厳格な規制により,機微性の高い医療データを海外クラウド基盤で取り扱うことが難しく,これがAI導入における大きな障壁となっている。この課題に応えるためには,セキュアな国内インフラと,臨床現場に即した実装力の双方が不可欠である。
GENSHI AIは,大学病院との連携のもと,臨床研究AIエージェントや電子カルテ統合型ソリューションをはじめとする医療AIの開発に取り組んできた実績を有する。同社の知見とai&が国内で展開するセキュアなAI推論ソリューションを組み合わせることで,臨床現場で実際に使えるセキュアかつスケーラブルな医療AIの提供を可能にする。
本パートナーシップで提供する価値
両社は,オンプレミス,閉域網,ハイブリッドといった複数の展開形態に対応することで,医療機関の要件に応じたセキュアな医療AIソリューションの提供を目指す。
主な取り組みは以下のとおり。
・日本国内におけるセキュアなLLMの展開:
データの国内保持とモデルの運用を実現するai&の国内推論プラットフォームの上で,GENSHI AIの「MedLocal」を含むLLMの動作検証を行う。
・臨床ワークフロー向けAIアプリケーション:
臨床研究を支援するAIエージェントや電子カルテ統合ソリューションを開発し,ai&のクラウドで運用する。
・ソブリンな医療AIインフラ:
機微性の高い医療データを国内で保管・処理するインフラを構築し,日本の各種ガイドラインに準拠した上で,医療機関が安心して導入できる形を整備する。
今後の展望
PoCを経て,両社は2026年度中の本格展開を目指す。今後は,複数の医療機関へのパイロット展開,研究支援や文書作成業務など医療AIのユースケース拡充,さらに医療SaaS事業者との連携を通じた,より幅広い医療機関への展開を予定している。
ai&は,データ主権が重視される領域においてAIの社会実装を推進するパートナーとの連携を,医療を皮切りに今後も積極的に進めていく。
両社代表コメント
(株)エーアイ・アンド Co-Founder & CEO デビット・ベネット 氏
「医療AIを前進させるためには,臨床現場に根ざしたアプリケーションと,情報機微を担保するセキュアなインフラの双方が欠かせません。GENSHI AIとのパートナーシップを通じて,信頼性が高く,ソブリンな日本国内の環境において,先進的なAIの活用を実現してまいります。」
(株)GENSHI AI 代表取締役 長嶋 大地 氏
「当社は,実際の臨床現場で医師を支援するAIの開発に注力しています。本パートナーシップにより,当社の医療領域における専門性とai&の推論を掛け合わせ,これまでの取り組みを大きくスケールさせるとともに,セキュアかつ実用的なAIソリューションの展開を加速してまいります。」
●問い合わせ先
(株)エーアイ・アンド 広報担当
メールアドレス:contact@aiand.com
https://www.aiand.com/jp/
(株)GENSHI AI 広報担当
メールアドレス:contact@genshi.ai
