エクシーズと帝京大学,XR・AI活用の“没入型医療教育”を共同研究
~医療現場で求められるプロセスを3D解剖と没入型シミュレーションで学ぶ,教育モデル構築へ~

2026-5-28


エクシーズと帝京大学,XR・AI活用の“没入型医療教育”を共同研究

太陽ホールディングス(株)のグループ会社で,ICT&S事業を担う(株)エクシーズ(以下「エクシーズ」)と,学校法人帝京大学(以下「帝京大学」)は,帝京大学 福岡医療技術学部において「全学科横断型 3D解剖教育と没入型シミュレーション教育の実現」を研究題目とする共同研究契約を締結した。

帝京大学 福岡医療技術学部は,福岡県大牟田市に所在し,理学療法学科,作業療法学科,看護学科,診療放射線学科,医療技術学科(救急救命士コース/臨床工学コース)の全6学科・コースを擁する医療系学部である。地域に根差し,高度医療の最前線で活躍できる医療人の育成を目指し,異なる学科の学生が共通科目をともに学ぶことで,これからの医療に欠かせないチーム医療を学べる点が特色となっている。

本共同研究は,同学部教員より,「福岡を拠点に活動するエクシーズが有するXR・AI技術の知見を医療教育に活用したい」との相談があったことを契機に始動した。両者は約1年にわたり,教育現場での活用を見据えた検討・試作・実証を重ねてきた。今後も,急速に進歩するAI技術を取り入れながら,継続的に改良を重ねていく。さらに,本研究で得られた知見を基盤として,他大学や医療機関等への展開も視野に入れ,医療専門職養成における新たな教育モデルの確立を目指していく。

【帝京大学 福岡キャンパス シミュレーション教育・研究センター長  肥合 康弘教授】
附属病院を持たない福岡キャンパスでは,解剖実習機会の確保やOSCE(客観的臨床能力試験)を見据えた実践的なシミュレーション教育環境の整備が課題となっていました。エクシーズの皆様は,XR・AI技術の確かな知見と,教育現場のニーズに柔軟に応える姿勢をお持ちで,福岡という地の利を活かした密な連携が可能な点も決め手となりました。本共同研究を通じ,全学科横断型の新たな医療教育の形を実現していきたいと考えています。
 

【(株)エクシーズ 代表取締役社長 小林 慶一氏】
共同研究契約締結に至ったことを,大変光栄に思います。太陽ホールディングスグループの一員として,当社は受託開発で培った経験を基盤に,XR・AI領域での新たな価値創出に力を注いでまいりました。本共同研究は,当社が築いてきた技術の蓄積と,帝京大学様の教育・研究の現場における知見が出会う取り組みです。本契約の締結を契機に,引き続き帝京大学様と歩みを共にし,現場で実際に活きる成果を目指してまいります。

■参考情報:共同研究の実施状況

1.XR×AIによる没入型シミュレーション教育
本取り組みでは,医療現場で求められる患者の観察,対話,臨床判断のプロセスを学習できる教育環境の構築を目指している。XR技術とAIを活用することで,学習者が状況に応じた対応を考え,実践的に学べるシミュレーション教育の可能性を検証するため,2026年3月に帝京大学福岡キャンパスにて,大学教員の教育力向上を目的とするFD(Faculty Development)セミナー・研修会の場で,デモを実施した。

2.3D解剖教育
裸眼立体視ディスプレイ「Looking Glass」および,エクシーズが開発・保有するアプリケーションを基盤として,解剖学習における立体的な理解を支援する教育コンテンツの開発を進めている。骨・臓器・筋肉などの3Dモデルを活用し,学習者が視覚的・能動的に理解を深められる教育体験の実現を目指す。

【Looking Glassについて】
Looking Glass Factory社が開発した裸眼立体視ディスプレイである。専用ヘッドセットを装着することなく,立体映像を表示でき,複数人が同時に同じ3Dコンテンツを視聴・共有できる点が特徴である。今回の共同研究においても,3D解剖教育における立体的理解の支援手段の一つとして活用を視野に入れている。
エクシーズは,日本国内における「Looking Glass」シリーズの正規セールスパートナーとして,導入・技術支援,専用アプリケーションの開発,運用まで一貫して支援している。詳細は同社サイト参照

 

●問い合わせ先
(株)エクシーズ
https://www.xseeds.co.jp/


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