メドレー,標準仕様に準拠したクラウドネイティブ電子カルテ「MALLクラウド」をAIネイティブで開発
〜政府の医療DX方針に基づき,電子カルテ・レセコン・部門システムの一体的なクラウド化に対応。医療文書作成支援などのAI機能も搭載予定〜
2026-8-13
(株)メドレー(以下 メドレー)は,病院・有床診療所向け電子カルテ「MALL(モール)」において,2027年1月以降での段階的な提供を目指し,厚生労働省が示す標準仕様に準拠したクラウドネイティブ電子カルテ「MALLクラウド※1」を開発している。
「MALLクラウド」は,機能や導線などの基本的な仕様は現在提供しているオンプレミス電子カルテを踏襲しつつも,AIネイティブによりスピード感のある開発・アップデートを実現していく。また,提供開始に先立ち,先行導入・検証に協力できるパイロットユーザーとなる病院・有床診療所を募集する。
※1 サービス名称は今後変更する場合がある
▪️開発の背景とプロダクトについて
政府は,2023年6月に決定した「医療DX推進に関する工程表」のもと,2030年までにすべての医療機関における電子カルテの導入を目指している。さらに,2025年12月に改正された医療介護総合確保推進法は,2030年12月31日までの電子カルテ普及率100%達成のため,クラウド関連技術の活用を含めた医療機関の業務における情報の電子化を実現することを定めている。
この方針の一環として,病院の情報システムについては,現在のオンプレミス型システムを刷新し,電子カルテ・レセプトコンピュータ・部門システムを,モダンな技術を活用したクラウド型システムへ一体的に移行する方向性が示されている。
厚生労働省が示すクラウドネイティブ電子カルテは,医療機関内のサーバーでの運用を前提とせずに,情報セキュリティ基準を満たしたパブリッククラウド環境で稼働することが要件とされている。こうした取り組みを通して,中小病院が抱える人手不足や患者の待ち時間の増加,地域における医療体制の維持といった課題に,電子カルテを軸とした業務効率化や地域連携の高度化などで対応することが求められている。
メドレーでは,厚生労働省によるクラウド移行方針が明確に示される中で,標準仕様に準拠した選択肢を用意することが電子カルテを刷新・導入する病院・有床診療所にとって重要になると考え,今回,病院・有床診療所向けのクラウドネイティブ電子カルテの開発を決定した。なお,開発においては,デジタル庁と厚生労働省が主導する「病院情報システム等の刷新に向けた協議会」に構成員として参画し,制度設計の議論に加わりながら進めている。
「MALLクラウド」は,現在MALLを利用している病院・有床診療所が移行する場合もスムーズに利用できるよう,機能や導線などの基本的な仕様はオンプレミス電子カルテを踏襲し,導入医療機関から評価を得ている。薬剤・栄養・検査・透析などの自社部門システムを同一画面で扱える高い連動性と検査機器・医事会計・画像システム・周辺機器などの外部連携による多機能化,生成AIによる医療文書作成支援などの機能を搭載していく予定である。
▪️今後のスケジュール
2027年1月以降を目処に,段階的にリリースを行っていく予定。
また,提供開始に先立ち,β版の段階から先行導入を行い検証に協力できるパイロットユーザーとなる病院・有床診療所の募集をする※2。
※2 詳細なスケジュールや条件などは事業に関する問い合わせ先に問い合わせ。
▪️病院・有床診療所向け電子カルテ「MALL」について
高い柔軟性と拡張性により優れた費用対効果を発揮する電子カルテである。現在,導入医療施設数は約250件※,約20年の運用で利用継続率は98%を誇る。※2026年3月時点
病院・有床診療所向け電子カルテ「MALL」のほか,一般科併設の精神科病院向け「MALL精神科」,重症心身障害児施設向け「MALL重心」,透析施設向け「MALL透析」と,各領域に特化した電子カルテも提供している。
https://pcmed.jp
●問い合わせ先
(株)メドレー 有床診療所事業戦略統括部 マーケティンググループ
E-mail:marketing@pcmed.jp
https://www.medley.jp
