GE,計画されている分社化後の3社の社名を発表

2022-7-27

GEヘルスケア・ジャパン


※米国ボストン発:2022年7月18日リリース仮訳

GEは7月18日,今後計画されている分社化によって生まれる3社の名称を発表した。これら3社は,ヘルスケア,エネルギー,航空という成長セクターに焦点を絞ってそれぞれの業界をリードするグローバル企業かつ投資適格企業として誕生する。

GEのヘルスケア事業の名称は,GE HealthCare(GEヘルスケア*)となる。GEのエネルギー事業関連のリニューアブルエナジー,パワー,デジタル,エナジー・ファイナンシャル・サービスを統合する会社の名称はGE Vernova(GEベルノバ*)になる。GEのアビエーション事業の名称はGE Aerospace(GEエアロスペース*)。計画されている分社化後の3社はGEの伝統とともに,GEが持つおよそ200億ドル**の世界的なブランドバリューを継承する。

さらに,GEは同日,GE HealthCareの計画されている分社化が完了後にナスダック・グローバル・セレクト・マーケットに上場すること,またその際の銘柄コード(ティッカーシンボル)を「GEHC」とすることをあわせて発表した。ナスダックに上場することで,GE HealthCareは,イノベーションとテクノロジーを活かした多くの上場企業,特にヘルスケア関連企業が実績を残している株式市場から恩恵を受けることになる。

GEの会長兼CEOであり,GE AerospaceのCEOも務めるH・ローレンス・カルプ氏は次のように述べている。「かねてよりお伝えしてきたGEの分社化計画において,本日,ひとつのマイルストーンを迎えることができました。GEが持つおよそ200億ドルという価値は,私たちにエンドマーケットでの競争力を与えてくれるとともに,将来の成功をももたらしてくれることでしょう。リーン方式とイノベーションという基本の上に生まれる3つの企業ブランドは,『Building a world that works.』という私たちのミッションを追求し続けるとともに,お客様がGEに対して抱いているブランドの強みを想起させてくれるでしょう。」

GEは2023年初頭にGE HealthCareを分社化し,革新的なプレシジョン・ヘルスを通じて,医療のアウトカムの改善や課題解決に引き続き取り組んでいく。100年以上の歴史を持つGE HealthCareという名称とモノグラムは今後とも変わることなく,安全性,高品質,信頼性およびイノベーションの証となる。また,GE HealthCareのブランドカラーは「compassion purple(コンパッション・パープル)」といわれるもので,ヒューマニティや温かさを表現し,さらなる高みを目指す姿勢を示すもの。GE HealthCareは,400万台を超える最先端の医療機器を世界各地で稼働させ,年間20億回を超える検査の実施をサポートし,患者のケアに貢献していく。

GEのCMOであるリンダ・ボフ氏は次のように述べている。「この6か月間,私たちはお客様中心のプロセスに取り組んできました。それは,計画されている分社後の3つの企業にとってGEというブランドが本質的に持っている価値を理解することでした。何千回にもおよぶお客様との話し合いから得たデータやその分析からは,GEという名称そのものおよび1世紀以上にわたって使われてきたモノグラムにはイノベーションの歴史が刻まれていること,世界中のお客様にとって信頼の証であること,社員にとっての誇りであること,そして将来のリーダーとなる人材を引き付ける強力なシンボルであることに気づきました。私たちは,これら3つの企業がGEのDNAとも言えるイノベーションを基礎として存続していくことを誇りに思います。」

3社に分社化することで,それぞれの企業が狙いを定め,独自の資産管理を行い,長期的な成長と価値を生み出すべく戦略的に柔軟性を発揮することが可能となる。***

* 分社化後の各社の日本語表記は今後修正される可能性がある
** インターブランド社『Best Global Bland 2021』による
*** これらの予定については,一部地域では法律によって義務付けられた協議の結果の対象となる場合がある

この文章は英語版の仮訳となる。詳細は英語版を参照。
https://www.ge.com/news/press-releases/ge-unveils-brand-names-for-three-planned-future-public-companies

 

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GEジャパン(株)広報担当
PR.Japan@ge.com

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