三栄メディシス,メドレーと資本業務提携
医療DX時代に対応したクラウド電子カルテ普及を加速し,地域医療のデジタル化を推進

2025-11-26

医療情報システム(電子カルテ)

メドレー


三栄メディシス,メドレーと資本業務提携

三栄メディシス(株)(以下「三栄メディシス」)は,(株)メドレー(以下「メドレー」)と資本業務提携を締結した。
本提携により,三栄メディシスが長年培ってきた地域医療支援のノウハウと,メドレーが提供するクラウド診療支援システム「CLINICS(クリニクス)」を組み合わせ,医療DXの推進と地域医療の発展を目指す。

■ 提携の背景

政府が推進する医療DX政策のもと,電子カルテについては,「2030年には概ねすべての医療機関において電子カルテの導入を目指す」とされている。この目標達成に向けては,クラウド型を基本としつつ,「標準型電子カルテ」や標準仕様に準拠した電子カルテの普及が見込まれている。この流れにより,医療機関の電子カルテに対するニーズは,オンプレミス型からクラウド型へと急速にシフトしている。

三栄メディシスは,長年にわたりレセプトコンピュータや電子カルテの開発・販売・保守を通じて,全国の医療機関の業務効率化を支援してきた。
近年は,医療現場のデジタル化や在宅医療・介護とのデータ連携を見据え,クラウド対応のソリューション強化を進めている。

一方,メドレーは2025年9月1日に医療機関が患者・生活者とつながる次世代医療プラットフォーム「MEDLEY AI CLOUD」の提供を開始し,無床医科診療所領域で展開する,クラウド診療支援システム「CLINICS(クリニクス)」のさらなる拡張を図っている。

両社はこれまで,「CLINICS」の販売・導入・保守における代理店契約を通じて協力関係を築いてきたが,今回の資本業務提携により,より強固な協業体制を構築し,クラウド型電子カルテの普及をさらに推進していく。

■ 提携の内容

本提携を通じて,三栄メディシスは地域密着型のサポートネットワークを活かし,メドレーが提供する「CLINICS」の導入支援・運用サポートを強化する。
両社の技術とノウハウを組み合わせることで,医療機関が安心してクラウド型システムへ移行できる体制を構築し,医療現場におけるデジタル活用を推進していく。

■三栄メディシス(株)代表取締役 細見 健司 氏 のコメント

この度は,(株)メドレー様からのご出資を賜り,心より感謝申し上げます。
当社は創業以来,医療現場に寄り添い,“本当に使いやすいシステム”の提供を目指してきました。
(株)メドレー様との資本提携は,クラウド技術を活用した次世代型の医療情報基盤を地域へ広く届けるための大きな一歩です。
社会の超高齢化や技術革新などにより医療環境が大きく変容している今,三栄メディシスがこれまで培ってきた経験とノウハウを活かし,(株)メドレー様と共に医療DXの推進と地域医療の発展に取り組んでまいります。

■(株)メドレー 医療プラットフォーム本部 医科診療所事業部長 佐藤 圭祐 氏のコメント

三栄メディシス様との資本業務提携が実現し,大変嬉しく思います。
長年地域医療に根差して手厚いサポートを提供することで築かれてきた知見とネットワークをお持ちの三栄メディシス様は,当社の「CLINICS」を医療機関様に安心してお届けするための心強いパートナーです。
本提携では両社の強みを用いて医療機関におけるシステムのクラウド化を強力に後押しし,医療DXを推進してまいります。
メドレーは,医療ヘルスケアの未来をつくるべく三栄メディシス様とともに地域医療を支える取り組みへ尽力いたします。

 

●問い合わせ先
三栄メディシス(株) 営業部
TEL 075-502-0066
問い合わせフォーム:https://san-ei.com/contact-form/

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