ヘンリー,病院や地域をつなぐクラウドネイティブ型電子カルテ・レセコンシステム「Henry」をアピール
2026-8-31
クラウド型の電子カルテ「Henry」を中心に
病院のDXに取り組むヘンリーのブース
ヘンリーは,クラウドネイティブ型電子カルテ・レセコンシステム「Henry」を出展した。Henryは,カルテ,オーダリング,レセコンを一体としてクラウドネイティブで開発された電子カルテシステム。国は,現在主流となっているオンプレミス型の病院情報システムから,効率的な医療提供体制の構築のため,クラウドネイティブ型のシステムへ移行する方針を示している。Henryは,当初からクラウドネイティブ型で開発されており,2023年の病院向けのシステム提供の開始から順調に導入病院を拡大し,現在は60件以上の実績を誇っている。
Henryは,レセコン一体型でカルテの記載から会計まで一気通貫で対応でき,シンプルで直感的な操作性で医師,看護師,事務スタッフなど誰でも容易に使うことができる。クラウド基盤のため,クラウド型のサービスとも連携が容易で,クラウド対応の部門システム(PACSなど)のほか,ほかのツールとの連携によって診療情報だけでなくチャットやスプレッドシートを活用した院内のデジタル化,DXを進めることも可能だ。また,PC(Windows,Mac)だけでなく,タブレット端末やスマートフォンなどさまざまな端末が利用でき,院内だけでなく地域での情報共有を容易に進めることができる。また,クラウドによってさまざまなAI活用が可能な基盤設計となっており,外来診察や看護記録の音声入力や生成AIによる文書生成支援機能,看護・退院時サマリの自動作成支援などの機能が利用できるのも特長だ。
ブースでは,「つなぎたい医療を,日本中へ」のコンセプトを掲げ,クラウドを基盤として医療機関,人,情報・システムをつなぎ,開かれた医療をめざす姿勢をアピールした。さらに,クラウドネイティブでの医療情報システム構築のさらなる伸展のため,部門システムやサービス,医療機関とのオープンな接続環境の構築をめざす「Henry Connect」の取り組みも紹介した。クラウドネイティブのシステム導入のネックとなるのが,オンプレミスが主流の部門システムとの連携だ。電子カルテだけがクラウドではそのメリットを本当に生かすことができず,時間や手間が発生する。クラウド化による医療情報システム構築のメリットを本当に生かすためには,電子カルテだけでなく,部門システムとの接続の標準化が必要になる。Henry Connectの取り組みで,部門システムのベンダーや医療機関を含めて標準APIなどインターフェイスの標準化を進めることで,接続の工数や手間を削減し,医療AIサービスなどを活用しつつセキュアな環境でシステムの利用が可能な環境を広げていくことをアピールした。
クラウドネイティブの電子カルテとして業務の効率化や収益アップにも貢献できることをアピール
標準APIでクラウドのメリットを拡大する「Henry Connect」の取り組みを紹介
