アイオーデータ,オンライン資格確認端末や画像参照用モニタなど医療DXのためのツールを展示

2026-7-30


PC周辺機器などのノウハウで医療のDXを支援するアイオーデータブース

PC周辺機器などのノウハウで医療のDXを支援する
アイオーデータブース

2026年7月1日にアイ・オー・データ機器からアイオーデータへ社名変更した同社は,PC周辺機器やデジタル家電などの豊富な実績を生かして,オンライン資格確認端末,医用画像参照用ディスプレイ,バックアップストレージやランサムウエア対策ソフトなど,さまざまな製品やソリューションをラインアップした。1976年に石川県金沢市で創業した同社は,メモリーボードやハードディスクや液晶ディスプレイなどPC周辺機器の提供からデジタル家電,スマホ周辺機器などへ事業を拡大,医療を含む法人市場向けのディスプレイやNASなどを市場のニーズをとらえた製品を展開し,2026年に創立50周年を迎えた。今回の国際モダンホスピタルショウでも,オンライン資格確認端末と接続する第2世代顔認証付きカードリーダーの各社の新製品をいち早く展示して来場者にアピールした。

アイオーデータは,2021年に始まったオンライン資格確認に対応する端末の提供が医療市場への参入のきっかけとなった。オンライン資格確認端末はノート型PCやミニPCをベースとする製品がほとんどだが,アイオーデータの「APX2-MEDICAL / QCD」はNAS型(デスクトップ)で,SSD2台によるRAID構成で冗長性を担保し受付業務を止めない運用を可能にする。オンライン資格確認の運用開始から5年が経過し,現行の顔認証付きカードリーダーが2026年3月末から順次保守期限を迎えることから,各社から第2世代顔認証付きカードリーダーが発表・発売されている。展示では2026年10月から販売予定のリコージャパンの顔認証付きカードリーダー「Caora2」(第1世代は富士通Japanが販売),4月に発売されたばかりのキヤノンマーケティングジャパンの「Hi-CARA2」をそろって展示した。第2世代の顔認証付きカードリーダーは,1台でスマホ用電子証明書に対応し,コンパクト化や画面レイアウトの統一などユーザービリティの向上が図られている。第2世代顔認証付きカードリーダーの導入に当たって,販売価格の1/2を助成する補助事業が2027年2月1日までの期限でスタートしており,現在,大きな関心を集めている。オンライン資格確認端末自体は補助金の対象ではないが,第2世代顔認証付きカードリーダーとの同時導入で1/3の補助(上限は5万円)が受けられる。

2026年10月販売予定の「Caora2」(リコージャパン)とアイオーデータのAPX2-MEDICAL / QCDとの組み合わせ

2026年10月販売予定の「Caora2」(リコージャパン)と
アイオーデータのAPX2-MEDICAL / QCDとの組み合わせ

 

キヤノンマーケティングジャパンの第2世代顔認証付きカードリーダー「Hi-CARA2」

キヤノンマーケティングジャパンの第2世代顔認証付きカードリーダー「Hi-CARA2」

 

医用画像参照用ディスプレイとして,3.6MPの27型ワイドディスプレイ「MediCrysta LCD-MDQ271A」,2MP,23.8型ワイドディスプレイ「MediCrysta  LCD-MD241D」を展示した。アイオーデータの医用画像参照用ディスプレイ「MediCrysta」シリーズは,DICOM Part14で定められたガンマカーブ表示やキャリブレーションにも対応しており,診断用ディスプレイと電子カルテ表示用ディスプレイとの中間に位置づけられる製品となっている。性能と価格のバランスの良さから,診察室の患者説明用や放射線科の検像用などで採用されるケースが増えているという。

医用画像参照用ディスプレイ「MediCrysta LCD-MDQ271A」と「MediCrysta  LCD-MD241D」を展示

医用画像参照用ディスプレイ「MediCrysta LCD-MDQ271A」と「MediCrysta LCD-MD241D」を展示


国際モダンホスピタルショウ2026
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