メドレー,AI文書作成アシスト機能を搭載する中小規模病院向け電子カルテ「MALL」を披露

2026-7-16


中小規模病院向け電子カルテ「MALL」をアピールしたメドレー

中小規模病院向け電子カルテ「MALL」を
アピールしたメドレー

メドレーのブースでは,中小規模病院(200床未満)向け電子カルテ「MALL」をメインに展示した。新機能である生成AIを用いて退院サマリなどの文書作成を支援する「AI文書作成アシスト」のデモンストレーションを行い,電子カルテの一機能として使用できるメリットをアピールした。
MALLは,発売から約20年にわたり高い継続率で中小規模病院で利用されており,ユーザーから評価を受けている。現在は第4世代へと進化しており,2021年にメドレーグループへ参画して以降,全国約250施設で稼働。着実に導入件数を伸ばしている。中小規模病院では専任のシステム管理者を配置できない場合があるが,そのような施設でも安定稼働を実現する高い信頼性を有している。また,リハビリテーション・栄養・検査など部門システムを一体化しており,1社完結の運用を実現している点がセリングポイントである。国が掲げる標準型クラウド電子カルテへの移行方針を踏まえ,2027年4月にはクラウドネイティブ版の発売を予定しており,オンプレミス型電子カルテの更新需要も見込んでいる。
新機能のAI文書作成アシストは,退院サマリ,退院看護サマリ,診療情報提供書,主治医意見書,経過要約の5文書に対応。AIがカルテ内の情報を直接参照し,ワンクリックで数十秒のうちに下書きを生成する。3医療機関での実証では,70~80%の作成時間削減効果を確認したという。生成AIによる文書作成支援は,他社の多くが専用システム・ソフトウエアから文書を生成後に,コピー・アンド・ペーストで電子カルテに転記するのが多いが,MALLはカルテ内で完結する操作性を強みとする。プロンプトは医師・看護師資格を持つ社内の担当者が一元管理し,高い品質を確保している。AIが作成した文書はドラフトとして扱い,最終的に医療者が確認するヒューマン・イン・ザ・ループの運用とし,AI活用ガイドラインにも準拠している。

「MALL」のAI文書作成アシスト機能は,作成したテキストをワンクリックで転記可能

「MALL」のAI文書作成アシスト機能は,作成したテキストをワンクリックで転記可能


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