内線通話からクラウド電子カルテまで医療現場で病院DXに貢献するiPhoneやMacの活用事例を紹介
2026-7-30
Apple Storeのようなデザインでブースを構成した
病院DX iPhone / Macの企画コーナー
Pick up企画コーナー「病院DX iPhone / Mac」では,法人向けのIoTソリューションの導入支援などを手掛けるNTTドコモビジネスと,教育機関などへのMacやiPad導入で豊富な実績を持つ加賀ソルネットが,Apple製品を活用した病院DXソリューションについて紹介した。ホスピタルショウの会場に出現したApple Storeのようなレイアウトでブースをデザインし,iPhoneやMacの特長を生かしたアプリケーションやサービスを紹介した。PHSサービスの終了で,内線電話にiPhoneなどのスマートフォンを採用する医療機関も増えている。また,標準型電子カルテ(クラウドネイティブ)など電子カルテのクラウド化の拡大で,院内で使用する端末の選択肢も多様化しており,MacやiPhoneなどApple製品を活用した業務効率化など病院DXのメリットをアピールした。
NTTドコモビジネスは,iPhoneなどモバイル端末を使って医療現場のDXを進める「メディカルパックbyドコモビジネス(メディカルパック)」を提供している。メディカルパックでは,携帯電話の通信網を使って内線通話が可能な環境を構築する「オフィスリンク」に加え,セキュアな閉域網でカルテ情報参照などを可能にする「アクセスプレミアム」,インカム(Buddycom),スタットコール(FASTMessage),チャット(Microsoft365)などのソリューションを包括的(ワンストップ)に提供する。展示では,NECの電子カルテ「MegaOak/iS」をiPhoneで参照するデモを行った。また,「Buddycom」(サイエンスアーツ社)は,インカムと組み合わせてハンズフリーでの音声通話やテキストによるチャット,ライブ配信を可能にするプラットフォームで,スムーズなコミュニケーションを実現する。スタットコールの「FASTMessage」(リード社)は,電話着信の仕組みで緊急時の一斉発信や呼び出しを可能にする緊急連絡アプリケーション。メッセージ通知ではなく電話着信を利用するため,見逃しを防ぎ,着信の履歴やステータスの入力で相手の状況を確実に把握して緊急時の適切な対応を可能にする。iPhoneを内線電話の端末として使うことで,通話だけではなくマイクやカメラ,高い処理能力を利用してさまざまなシーンで病院DXに貢献できることを紹介した。
インカムと組み合わせてハンズフリーでの通話を可能にする「Buddycom」
電子カルテ(MegaOak/iS)の参照機能をデモ
スタットコール「FASTMessage」で一斉配信
Macを中心に展示を行った加賀ソルネットのコーナーでは,クラウドネイティブの電子カルテが登場したことで,従来WindowsPCが主流だった院内端末にMacが採用するメリットをアピールした。加賀ソルネットは,Appleの正規取扱店(Apple Business Partner)として1993年から国内での販売事業を開始し,特に教育市場では多くの販売実績を持ち,納入だけでなく導入支援や環境構築から保守までトータルで提供している。展示では,クラウドネイティブの電子カルテとして「Henry」(ヘンリー社),「Warokuシリーズ」(レスコ社)などがMac上で問題なく稼働することをデモした。
クラウドネイティブの電子カルテ「Henry」がMac上で稼働
使い慣れたMacの環境のまま電子カルテの運用が可能
