TXP Medical,カルテ作成支援の「SpeechER」,医療文書の作成を支援する「NEXT Stage Document Assistant」を出展
2026-8-21
医療現場の医師や看護師の視点を生かして
業務を支援するソリューションを提供する
TXP Medical
大学病院や救命救急センター向けの情報システムを中心に手掛けるTXP Medicalは,国際モダンホスピタルショウ2026では音声入力と生成AIによるカルテ作成支援アプリ「SpeechER」と,生成AIと独自の医師アルゴリズムで各種医療文書を作成する「NEXT Stage Document Assistant(NSDA)」を中心に紹介した。
SpeechERは,音声入力,生成AI,OCRなどで医師や看護師などの電子カルテ記載をサポートするスマートフォン用のアプリ。診察室などでの医師と患者の会話から音声を生成AIが自動で認識し,内容を電子カルテ記載に適した形式に自動変換する。作成された記録は二次元(QR)コードで電子カルテに取り込むオフライン連携が可能で,簡単かつセキュリティを担保した運用が可能になっている。SpeechERでは,音声入力だけでなく高機能のOCRを搭載しているのが特長だ。紹介状やお薬手帳を撮影した画像から文字変換できるほか,血圧計や血液ガス測定装置などのモニタ画面から測定結果を読み込むこともできる。OCR機能は同社の救急医療向けの情報システム「NEXT Stage ER」に搭載されているエンジンを利用しており,月6万件の読み込みデータを基にブラッシュアップされて高い認識精度を誇る。
NSDAは,電子カルテに保存されたテキストデータや検査データなどを基に,生成AIと同社独自の医師アルゴリズムによって診療情報提供書や退院サマリなど各種医療文書を自動で作成する業務支援システムである。GPUサーバをオンプレミス(院内)に設置でき(クラウド環境でも利用可能),病院の運用や環境に合わせた構築が可能になっている。また,テキスト情報だけでなく,検査データやオーダ情報など,電子カルテのさまざまなデータを利用して文書作成を行えるのが特長で,医師アルゴリズムによってハルシネーションを抑制し質の高い医療文書が生成できる。診療情報提供書(転院目的,かかりつけ医向け,返書など)や各種サマリ(退院,転科,外来など)のほか,レジストリや各種データベースへの登録支援機能などを備えており,オート作成機能で決められた時間までに自動で文書を作成しておくといった使い方も可能だ。
