ITEM2014 東洋メディック
ブースインフォメーション


2014-3-17


ブースNo.107

●担当者からのメッセージ

私たち東洋メディックは「優れた製品を優れたサービスとともに提供する」という方針のもと,創業から30年以上にわたって世界各国のメーカーから医療・放射線関連の機器・装置を国内にご紹介して参りました。
これまでご愛顧賜ってきたお客様,これから東洋メディックを知っていただくお客様,ITEM展示会では,それぞれに異なる皆様のニーズと向き合い,弊社の製品・サービス・ソリューションの可能性を感じていただける場にしていきたい,と考えております。

●ここが見どころ

ITEM2014ではブース内にプレゼンテーションスペースを設置。英国からユニークな放射線治療用教育ソリューション「VERTシステム」を中心に,プレゼンテーション,デモンストレーションで製品をご紹介します。
VERTシステムは3D画像で放射線治療室を仮想空間に再現。実際のハンドペンダント(装置のコントローラ)を使って仮想空間内の治療装置を操作しながら,正しい操作方法を訓練するのはもちろん,わざと誤った設定・操作で有害事象を再現し,その危険性について習得するなど,安全な仮想環境下で医療従事者の教育訓練にお使いいただけます。ブース内では実際に3Dメガネを装着して,システムを体感していただけます。そのほか,診断QAツール群についての最新プレゼンテーションもご覧いただける予定です。

装置関連では,昨年のITEMで登場した自社ブランドのX線骨密度測定装置「B-Cube」を中心に,新型の腰椎測定用装置の展示を予定。
今回初展示となるZiehmVision RFD Hybrid Cアーム装置も,より臨床に近いイメージの機器構成でご覧いただけるよう展開を予定しています。
そのほか,放射線治療や放射線診断のQA・QC製品群を各種取り揃えてお待ちしておりますので,是非東洋メディックブースにお立ち寄り賜りますようお願い申し上げます。

●主な展示製品

Pearltec MRI/CT用患者ポジショニングシステム
スイス・Pearltec社のMRI/CT用患者ポジショニングシステムは,フレキシブルに動くポリスチレンソフトビーズとエアパウチを組み合せた独自の特許技術(特許第5295126号)で,MRIやCTの検査中に患者を最適な状態で固定し,画質に影響を与えるモーションアーチファクトを低減。再検査の回数を削減できるので,多忙な画像診断現場のワークフロー効率の改善に貢献いたします。
またPearltec製品は汎用性が高く,患者一人ひとりに合わせた固定が可能です。使い捨てカバーとの併用により,衛生的に複数の患者に対して繰り返し使っていただくこともできます。

Pearltec MRI/CT用患者ポジショニングシステム

 

1220型ArcCHECK/3DVH
Sun Nuclear社の1220型ArcCHECKは,等方位性に優れたIMRT/VMAT QA用アレイ検出器です。専用ソフトウェアSNC PatientのVer6.2においてマシンQAの機能が追加され,従来通りの患者個々のQAやコントロールポイント解析といった機能に加え,ガントリ回転QAやガントリ角度QA,MLC QAなどにもお使いいただけるようになりました。
さらにオプションの3DVHソフトウェアがVer.3にバージョンアップ。更新頻度50msというArcCHECKの測定データをベースに,体内のターゲット/OARの移動による3D線量への影響をバーチャルにシミュレーションする「Respiratory MotionSim」機能(有償追加モジュール)が加わり,臨床的に関連性のある線量評価へ,さらに一歩進化した機能を体感いただけます。

1220型ArcCHECK/3DVH

 

B-Cube X線骨密度測定装置
長年培った経験を活かし,東洋メディックが独自のテクノロジーで開発したB-Cubeは,DXA法による前腕骨専用骨密度測定装置です。
 「骨密度測定を気軽に,すばやく行いたい」,「受診者を問わず,簡単に測定したい」といったニーズにお応えするため,より高速・より高精度な測定結果の提供をめざし,独自の技術をコンパクトに凝縮。腕や手首の曲がりにくい受診者にもやさしく対応します。
フレンドリーで温かみのあるデザインの中に,検査する方に使いやすく,受診される方にやさしい機能を包みこんでいます。

B-Cube X線骨密度測定装置

 

RaySafe i2リアルタイム被曝測定システム
Unfors RaySafe社のRaySafe i2は,リアルタイムで個人被曝線量を測定・表示するためのシステムで,タイムスタンプ付のデータは時・日・週・月・年など,必要に応じた形式で表示されるため,積算線量等の履歴管理にも有効です。医療従事者一人ひとりの被曝線量情報は,タッチ操作で自由に確認することができ,不必要な線量被曝を抑制する上で,各自が放射線防護のアクションをとる際の手助けとなります。
医療従事者がリアルタイムで被曝状況を把握できることで,各自の被曝に対する意識を向上するとともに,不要な被曝を抑制するための行動を各自が学習し,より低被曝での医療を支援することを目的とした製品です。

RaySafe i2リアルタイム被曝測定システム

 

AccuGold+ コンパクトX線アナライザ
Radcal社のAccuGoldが,AccuGold+へと進化。手のひらサイズのデジタイザーモジュールは,USB接続でPCへ,半導体,イオンチェンバ,mA/mAsセンサー,ライトメーターなどから必要なセンサーを接続いただくだけで,放射線診断分野の様々な測定ニーズに対応するコンパクトX線アナライザとしてお使いいただけます。
AccuGold+では,従来型AccuGoldでお使いの全てのセンサー群はもちろん,新開発のスタックトセンサー技術を採用した,AccuGold+マルチセンサーに対応。より小型化された半導体センサーは線量,線量率,照射時間,kVp,フラッシュHVL,ビームろ過などのパラメータを1台で,1回の照射で測定いただくことが可能となっています。

AccuGold+ コンパクトX線アナライザ

 

●お問い合わせ先
東洋メディック株式会社
住所:東京都新宿区東五軒町2-13
TEL:03-3268-0021
URL:http://www.toyo-medic.co.jp/


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