ITEM2021でJIRA・山本章雄会長が定例記者会見
─2021年度活動基本方針やITEM2021開催概要などについて説明─

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2021-4-16


山本章雄 JIRA会長

山本章雄 JIRA会長

国際医用画像総合展(ITEM2021)を運営する日本画像医療システム工業会(JIRA)の山本章雄会長は,開催初日の4月16日(金)11時30分から定例記者会見を行った。

山本会長は,2021年の年頭所感記者会見(2021年1月7日)で,ウィズコロナ・ポストコロナにおけるニューノーマルに向けた4つの重要課題として,

(1)DX(Digital Transformation)の拡大
(2)医療従事者の業務効率向上への貢献
(3)感染防止対策の啓発
(4)会員企業の環境変化に伴う共通課題への支援(製品プロモーション,人材育成等)

を提示している。今回の記者会見では,これらの重要課題の進捗状況を中心に,2021年度の活動基本方針を紹介した。そのうち,(3)感染防止対策の啓発については,会員企業からの要望を受け,法規安全部会・販売保守委員会,経済部会・感染防止対策WGが連携し,「新型コロナウイルス感染予防ガイドライン(第1版)」が2021年3月31日にJIRAのHP上で公開されたことが発表された。

また,「第18回(2020年度)画像医療システム等の導入状況と安全確保状況に関する調査報告書」の調査結果が同日公開となり,その概要が報告された。その中で,装置の平均買い換え年数が高止まり傾向を示し,長期使用が固定化していることに加え,装置の保守管理の重要性が増す中で,院内点検を含む保守点検の実施対応が十分に進んでいない状況が明らかとなったことが示された。そのほかに,2012年の発刊から10年目を迎える「図表で見る画像医療システム産業 DataBook 2021」(JIRA刊行)の内容も紹介された。

最後に,ITEM2021開催概要について大塚正明事務局長が説明を行い,ハイブリット開催の特長を生かした試みの一つとして,ITEM2021-WEBでは,学会セッション(発表)と関連する製品・技術情報をリンクさせて表示するサービスを展開することが紹介された。

2021年度JIRA活動基本方針

2021年度JIRA活動基本方針

 

JIRA刊行「図表で見る画像医療システム産業 DataBook」の歴史

JIRA刊行「図表で見る画像医療システム産業 DataBook」の歴史

 

最新の「図表で見る画像医療システム産業 DataBook 2021」

最新の「図表で見る画像医療システム産業 DataBook 2021」

 

ITEM2021の新たな試みとして,学会セッションと製品情報のリンクを行うことが紹介された(説明は大塚正明事務局長)

ITEM2021の新たな試みとして,学会セッションと製品情報のリンクを行うことが紹介された
(説明は大塚正明事務局長)


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