リマージュジャパンブース

医療業界はもとより，世界のあらゆる業界で活用されているCD/DVDパブリッシャー＆インポーターを提供するリマージュジャパンでは，今回，2つの新製品が登場した。

CD/DVDパブリッシャー＆インポーターのうち，医療業界向けの製品はMedical Disc System（MDS）として医療に特化したソフトウエアを附属して製品展開を行っている。それらのうち，新製品として紹介された「MDS-2450」（Medical Disc Device：MDD）は，以前販売していたProfessionalシリーズの後継スタンダードモデルで，医療用途としては現在，主力製品として展開している「MDS-6000」（Catalyst）よりもコンパクトな製品となっている。ディスク発行とインポートの機能は上記機種と同等であるが，400dpiの熱転写プリンタを一体型としたことで筐体の小型化を実現。上位機種の600dpiのプリンタに比べてコストを抑えることもできる。また，オプションでBlu-rayディスク（BD）にも対応している。なお，PDIメディア発行ソフトウエアは，最上位機種の「MDS-8300」（Producer）から最も軽量・コンパクトな「MDS-A20」（Allegro）まで，いずれも同社の“RMS（RIMAGE Medical System）”かアレイ社の“AOC”を搭載可能。特に，2020年3月にリリースされたRMSは，Internet Explorerに加え，FirefoxやGoogle Chrome，iOSからも，Webブラウザの制約なく発行が可能となった。

今回，参考出展となったUSBパブリッシャー装置「Maestro」は，大小2種類のパッケージとUSBメモリを用いてデータ発行をすることができる。USBメモリは16GB，32GB，64GB，128GBが用意されており，主に医療以外の用途での使用が想定されている。

CD/DVDパブリッシャー＆インポーター新製品「MDS-2450」

最上位機種の「MDS-8300」（Producer）

医療用途では主力製品の「MDS-6000」（Catalyst）

最も軽量・コンパクトな「MDS-A20」（Allegro）

参考出展されたUSBパブリッシャー装置「Maestro」