インフィニットテクノロジーブース

世界10か国で展開するINFINITT Healthcareの日本法人であるインフィニットテクノロジーは，医用画像情報統合システム「INFINITT PACS 7.0」をはじめ，幅広い統合管理ソリューションを展開する。今回は，新たに展開するクラウド型医用画像外部保存サービス「INFINITT Smart Archive」が紹介された。INFINITT Smart Archiveはオンプレミスとクラウドを組み合わせたハイブリッド・ストレージ運用が可能で，増え続ける画像をスマートに管理し，医療施設の負担を軽減する。各省ガイドラインに準拠したセキュリティ対応と，ランサムウェア対策を施したバックアップ機能を提供する。

クラウド型医用画像外部保存サービス「INFINITT Smart Archive」

また，被ばく線量管理システム「INFINITT DoseM」は，患者や検査，プロトコール別の統計分析やデータ抽出が容易で，線量管理を効率化し，監査対応なども含め施設の作業負担を軽減する。また，核医学検査については2核種にも対応しており，DICOMタグから読み取った2つの放射性医薬品の臓器線量を個別に自動計算する。

被ばく線量管理システム「INFINITT DoseM」のデータ抽出画面。ここから必要なデータだけを集計できる

INFINITT DoseMは核医学検査にも対応する

放射線治療画像管理システム「INFINITT RT PACS」は，治療計画装置と連携し，電子カルテなどに画像送信が可能だが，治療計画を受信した時点で必要な画像キャプチャを自動作成する機能を新たに開発した。さらに，端末インストール不要でWeb接続で使用可能な「RTモバイル」も提供予定で，ユーザーの要望に応えたソリューションを展開していく。

放射線治療画像管理システム「INFINITT RT PACS」

「RTモバイル」は，必要な情報を得ることができる。