ITEM2023 ジェイマックシステム 取材速報 
「『現場の声』から『課題解決』を。〜AI,サイバーセキュリティへの取り組み〜」をテーマに,クラウドバックアップサービス「CASOL」などを紹介


2023-4-14


ジェイマックシステムブース

ジェイマックシステムブース

ジェイマックシステムは,「『現場の声』から『課題解決』を。〜AI,サイバーセキュリティへの取り組み〜」をテーマに掲げて展示を行った。ブースの構成を“Imaging Solution”“IT Solution”“遠隔読影Solution”“Anti-Infection Products”に分けて,来場者にソリューションを提案した。

Imaging Solutionのコーナーでは,統合画像ビューア「XTREK VIEW」の新機能として,「オブリーク機能」が紹介された。XTREK VIEWの画面上で任意断面でのMPR画像を作成できる。これにより,従来は診療放射線技師に依頼していた処理を読影医自身が容易に行えるようになり,効率化を図れる。また,現在開発中の「CPR機能」(W.I.P.)もCPR画像の作成が可能となる。同じく,現在開発中の機能として,「ハンギングプロトコル機能」(W.I.P.)も紹介した。検査目的や部位などに応じた画面レイアウトを設定しておくことで,最適な画面表示をさせることが可能となる。このほか,Imaging Solutionとしては,ランサムウエアなどサイバー攻撃による診療の停止を防ぐためのクラウドバックアップサービス「CASOL」をアピールしていた。

IT Solutionでは,RIS「ACTRIS」と線量管理システム「DoseChecker」のデモンストレーションを行った。ACTRISでは確実な情報共有をサポートする機能として「掲示板」が搭載されたことを紹介していた。

このほか,参考展示として開発中の人工知能(AI)技術もPRしていた。胸部単純X線画像の「肋骨減弱機能」(W.I.P.)や「肺結節検出機能」(W.I.P.)などの開発を進めている。

「XTREK VIEW」の新機能「オブリーク機能」

「XTREK VIEW」の新機能「オブリーク機能」

 

RIS「ACTRIS」に追加された「掲示板」によりチーム医療での情報共有を支援

RIS「ACTRIS」に追加された「掲示板」によりチーム医療での情報共有を支援

 

「肋骨減弱機能」(W.I.P.)など開発中のAI技術を技術展示として紹介

「肋骨減弱機能」(W.I.P.)など開発中のAI技術を技術展示として紹介

 

●お問い合わせ先
社名:株式会社ジェイマックシステム
住所:〒060-0034 札幌市中央区北4条東1丁目2-3 札幌フコク生命ビル10F
TEL:011-221-6262
E-mail:sales@j-mac.co.jp
URL:https://www.j-mac.co.jp/


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