ネットカムシステムズブース

ネットカムシステムズは，快適な読影環境を追究した乳腺画像診断ワークステーション「mammodite（マンモディーテ）」を，モニタメーカー各社の12メガピクセルモニタと組み合わせて展示し，読影室をイメージしたブースで来場者にその操作性をアピールした。mammoditeは2012年の発売から，ユーザーの声を反映しながら開発を継続しており，ビューワ性能の向上や機能の追加など，読影医のニーズをとらえたアップデートを提供している。

今回は，放射線科領域で活用が広がるAIを用いたソフトウエアを新たに紹介した。EIZOが開発した乳房構成判定ソフトウエアで，乳腺領域推定AIと乳腺画素推定AIから乳腺濃度と乳房構成を判定する機能を有する。mammoditeと連携することで，マンモグラフィ画像を表示するビューワ上にバー表示で解析結果が表示される。多くの画像で学習したAIによる解析で，より客観的な乳腺濃度・乳房構成評価が可能になる。

乳腺画像診断ワークステーション「mammodite」をアピール

AI技術を用いた乳房構成判定ソフトウエア（EIZO社開発）と連携が可能に

読影室を模したブースで来場者はスムーズな操作性を体験