ITEM2026 バイエル薬品 取材速報
マルチユースな「MEDRAD Centargo CT」を中心に持続可能な検査環境を提案,情報提供体制の強化もアピール
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2026-4-18
バイエル薬品ブース
バイエル薬品は,「医療の未来-MIRAI-を,持続可能に」をテーマにブースを展開した。同社は,主力製品であるマルチペーシェントユースインジェクションシステム「MEDRAD Centargo CT インジェクションシステム」について「DO LESS. CARE MORE.」を掲げて展開,造影剤などの廃棄物低減によるサステナビリティ向上と同時に,患者ケアへのさらなる注力への貢献をアピールしているが,今回は新たに1台のCentargoで2室の検査をカバーする「CARE MORE. WITH ONE」を提案している。ブースでは,Centargoを中心に線量管理システム「Radimetrics」や循環器血管撮影用造影剤注入装置「Arcatena」がもたらす環境・コスト面でのメリットや患者ケアへの貢献,より良い医療の継続に向けた医療従事者への情報提供体制がアピールされた。
2023年に発売されたCentargoは,マルチペーシェントシステムによる造影剤やプラスチック廃棄量の軽減,検査フローの効率化による患者ケア時間の確保などを特長とする。また,1台のCentargoで2部屋の検査をカバーできる。Centargoのディスプレイを各CT室に設置しておき,Centargo本体を移動させるだけでペアリングにより接続,検査することができ,さらなる検査時間の待ち時間の短縮や効率的な造影剤の使用が可能になる。また,ソフトウエアのアップデートにより,造影剤のボトル内の残液をさらに低減する機能も追加された。
マルチペーシェントユースインジェクションシステム
「MEDRAD Centargo CT」
1台のCentargoで2部屋の検査をカバーする「CARE MORE. WITH ONE.」をアピール
Radimetricsは,Centargoをはじめとするインジェクタと連携し,線量情報に加え,造影検査情報の記録・管理を行う「Total Dose Management」により造影剤量の低減を可視化が可能である。2014年の発売から10年以上が経過しているが,最新OSに対応するため,年に1回は大きなバージョンアップを行い,セキュリティにも十全に対応している。大規模施設で大きなシェアを占めており,同じく大規模施設を対象とするCentargoの導入に対してもインセンティブとなっている。
線量管理システム「Radimetrics」
循環器血管撮影用造影剤注入装置「Arcatena」は循環器血管用インジェクタとして国内初のデュアルヘッド(シリンジ)を採用し,造影剤と生理食塩水の同時注入が行える。また,ハンドスイッチをBluetoothにより無線通信し,ワイヤレス化を実現したほか,滅菌ずみの専用シースを取り付けることで繰り返し使用可能とした。さらに,24時間使用可能なマルチユースキット(最大5症例まで)が使用可能で,造影剤廃棄量の削減にも貢献している。
国内唯一のデュアルヘッド(シリンジ)タイプの循環器血管撮影用造影剤注入装置「Arcatena」
Arcatenaの無線ハンドスイッチ。造影剤注入開始ボタンを押し込む深さに応じて60段階の繊細な速度制御が可能。
検査ごとに交換するシングルユース(左)とハンドスイッチ専用シース(右)。滅菌ずみの専用シースを取り付けることで繰り返し使用可能とした。
また,同社は近年資材やWebコンテンツを通じた情報提供にも力を入れている。ブースでは,同社の情報サイトで新たに連載開始した読影教育のコンテンツなどがアピールされた。
Webサイト上の新連載のコンテンツも紹介。読影や診療に役立つ幅広い情報を入手できる。
●お問い合わせ先
社名:バイエル薬品株式会社
住所:〒530-0001大阪市北区梅田2-4-9 ブリーゼタワー
Mail:BYL-RAD-CS@bayer.com
URL:https://radiology.bayer.jp/
