ITEM2026 ザイオソフト/アミン 取材速報 
Ziostation REVORASの豊富な機能と広がる臨床事例を含めて動態解析や自動抽出の機能を紹介


2026-4-19

ザイオソフト


ザイオソフトブース

ザイオソフトブース

ザイオソフトは,「Smart Imaging for Better Workflow and Clinical Value」をテーマとして,医用画像処理ワークステーションの「Ziostation REVORAS」のさまざまな機能のほか,その機能を使った画像によってもたらされる臨床的な価値について,頭部や呼吸器,心臓など領域ごとに豊富で具体的な臨床事例を含めて紹介した。また,2025年に正式リリースされた同社独自の基幹技術であるPhyZio/dynamics2.0についても,処理の高速化や再現性の高い動態解析が可能になっていることをアピールした。

Ziostation REVORASでは,新しい機能として“自動MPR”が追加された。また,3D解析の中に新たに“肺葉自動抽出”,“CT頭頸部骨抽出”,“膵臓自動抽出”が搭載された。自動MPRでは,日常臨床で多用されるMPRについて自動作成を可能にして業務の効率化をサポートする。頭部(OMライン),胸部,腹骨盤部に対応し,横向きなど正常の体位の撮影データでも,設定された条件に基づいてMPRが自動生成できる。3D解析に追加された肺葉自動抽出では,CTデータからワンクリックで肺の5葉が抽出できる。各葉のマスクは別ボリュームで保存されるため,ほかの自動抽出機能と組み合わせることで胸部の画像作成の効率化が期待できる。

自動MPR・頭部(OMライン)

自動MPR・頭部(OMライン)

 

自動MPR・胸部,腹骨盤部

自動MPR・胸部,腹骨盤部

 

3D解析・肺葉自動抽出

3D解析・肺葉自動抽出

 

3D解析・CT頭頸部骨抽出

3D解析・CT頭頸部骨抽出

 

3D解析・膵臓自動抽出

3D解析・膵臓自動抽出

 

PhyZio/dynamics2.0(PhyZio2.0)は,新たに開発されたアルゴリズムによって解析処理が高速化されている。PhyZiodynamics(PhyZio1.0)に比べて最大28.8倍(心臓CT画像のスマートトラッキング処理時間で139.9分→4.9分)となり,画像処理時間が大幅に短縮されたことで,日常のルーチン検査での動態解析が可能になっている。PhyZio2.0では,フェーズ補間,ノイズ低減,ダイナミック計測,ファンクショナル計測などが可能になる。JRCの学会共催ランチョンセミナーにおいて,フェーズ補間による動態解析の臨床事例として「呼吸動態解析が拓く新たな臨床視点」を紹介し,集中治療において動態解析画像によって肺や横隔膜の機能を確認する重要性などが報告された。

PhyZio/dynamics2.0での解析処理の高速化

PhyZio/dynamics2.0での解析処理の高速化

 

また,ブース内では「AI将棋」に挑むコーナーが設けられていた。ザイオソフトには,「コンピュータ将棋サークル」という,社員が自主的に活動するサークルがあり,そのAI将棋プログラムはさまざまなコンピュータ将棋の大会で優秀な成績を収めている。その活動で得られたノウハウは製品開発にも生かされていることから,今回,知られざる実績を紹介する意味を込めて,AI将棋との「対局」の場が設けられていた。

最強のAI将棋プログラムに挑むことができるコーナー

最強のAI将棋プログラムに挑むことができるコーナー

 

●お問い合わせ先
社名:ザイオソフト株式会社
住所:〒108‐0073 東京都港区三田1-4-28
TEL:03-5427-1921
URL:https://www.zio.co.jp/

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