第22回日本コンピュータ外科学会大会において「第10回CAS Young Investigator Award(日立メディコ賞)」を発表

2013-9-17

日立製作所


授賞式・受賞講演会場の様子

授賞式・受賞講演会場の様子

第22回日本コンピュータ外科学会が2013年9月14日(土)〜16日(月)の3日間,東京大学工学部2号館(東京都文京区)で開催された。2日目の15日13時からは,「第10回CAS Young Investigator Award(日立メディコ賞)」の授賞式と受賞者による講演が行われた。今回は,ゴールド賞に名古屋大学情報連携統括本部の林 雄一郎氏が選出。シルバー賞は九州大学先端医療イノベーションセンターの荒田純平氏が選ばれた。表彰式では,同学会の理事長である国際医療福祉大学学長の北島政樹氏から表彰状が授与されたほか,協賛する(株)日立メディコの執行役国内営業本部副本部長の佐々木茂延氏より副賞が贈呈された。

CAS Young Investigator Award(日立メディコ賞)は,同学会がコンピュータ外科分野(CAS)において,優れた研究成果を挙げている若手研究者に対して贈られる。過去9回計25名の若手研究者が受賞してきた。

ゴールド賞の林氏は,画像処理による診断・治療支援の研究に取り組んでいる。林氏は,受賞講演の中で,三次元医用画像の再構成技術と仮想内視鏡(バーチャルエンドスコピー),術前シミュレーション・術中ナビゲーションといった自身の研究内容を説明。名古屋大学医学部附属病院での術中MRIによる術前・術中画像のフュージョンや,インタラクティブナビゲーションによる脳神経外科手術支援の実例を紹介したほか,ロボット手術を支援する画像処理技術について解説した。

また,シルバー賞を受賞した荒田氏は,力覚提示装置,精密位置決めロボット,手術ロボットシステム,リハビリ装置など,ロボット技術の医療分野への応用に取り組んできたと説明。今後は,その核となる柔軟メカニズムのさらなる応用と体系化に取り組みたいと述べた。さらに,荒田氏は,こうしたロボット技術の実用化をめざすことが大きな目標であると力強く語った。

ゴールド賞:林 雄一郎氏(名古屋大学)

ゴールド賞:林 雄一郎氏(名古屋大学)

シルバー賞:荒田純平氏(九州大学)

シルバー賞:荒田純平氏(九州大学)

 

両氏の講演後には,大会長を務めた東京大学大学院工学系研究科副研究科長・教授の光石 衛氏,同賞の選考を行った自治医科大学脳神経外科教授の渡辺英寿氏も加わり記念撮影が行われた。会場からは,受賞した両名の栄誉をたたえるとともに,その研究成果がコンピュータ外科分野に大きく貢献することに期待を込め,大きな拍手が贈られていた。

北島理事長から表情を授与される林氏

北島理事長から表情を授与される林氏

受賞講演後の記念撮影。左から,渡辺氏,佐々木氏,荒田氏,林氏,北島氏,光石氏

受賞講演後の記念撮影。左から,渡辺氏,佐々木氏,荒田氏,林氏,北島氏,光石氏

 

佐々木茂延 氏(日立メディコ)

佐々木茂延 氏
(日立メディコ)

さらに,同日行われた懇親会において,佐々木氏が日立メディコ賞に関してスピーチした。佐々木氏は,内閣官房に健康・医療戦略室を設置するなど医療産業を重視したわが国の政策を取り上げた上で,受賞した両氏がイノベーションを世界に向けて発信できるよう,今後の活躍に期待を示した。

 

 

 

 

 

 

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