日本シグマックスが骨粗鬆症に焦点を当てたメディアセミナーを開催

2026-3-26


可搬性に優れる超音波骨密度測定装置 LIAQUSポータブル

可搬性に優れる超音波骨密度測定装置 LIAQUSポータブル

日本シグマックス(株)は2026年3月24日(火),コングレスクエア日本橋(東京都中央区)において,骨粗鬆症に焦点を当てたメディアセミナーを開催した。超高齢社会の進展により,骨粗鬆症の患者数も増えており,早期の診断と転倒・骨折予防が重要となっている。このような状況を踏まえて,新潟リハビリテーション病院院長の山本智章氏と医療法人社団山口クリニック院長の山口正康氏が講演した(山口氏はオンライン)。
最初に,日本シグマックス代表取締役社長の鈴木洋輔氏が挨拶に立ち,同社の概要を説明した。同社は超音波骨密度測定装置「LIAQUSポータブル」や,ケーブルレスプローブとタブレットを組み合わせたコンパクト超音波画像診断装置「ポケットエコー miruco CL5」などの医療機器を手がけており,整形外科領域を中心に事業を展開している。一方で,「ZAMST」ブランドのサポーターなどスポーツ事業も大きな柱となっている。さらに,デイリーケア事業,ワーカーズケア事業など,自社の強みを生かして事業を拡大している。

鈴木洋輔 氏(代表取締役社長)

鈴木洋輔 氏(代表取締役社長)

 

次いで,山本氏が,「骨粗鬆症と骨折予防の意義」と題して講演した。山本氏は,2000年以降,骨が弱体化して骨折する「脆弱性骨折」という概念が普及したと述べて,超高齢社会の進展により,加齢により生じる骨粗鬆症や脆弱性骨折が増加しており,特に大腿骨近位部骨折の件数が伸びていると指摘。入院患者数も多く,医療費や介護費など社会保障費の増大にも影響し,骨折後の生存率も低下していると述べた。一方で,多くの患者は骨密度測定の経験がないという課題を挙げて,検診の受診率を向上させ骨粗鬆症の早期診断と治療を推進することが重要であると説明。積極的に検査を受けてほしいと強調した。

山本智章 氏(新潟リハビリテーション病院)

山本智章 氏(新潟リハビリテーション病院)

 

次いで,山口氏が,「在宅だからこそ見逃される骨折リスクと地域連携の重要性」をテーマに講演した。山口氏は,高齢者の骨折や寝たきりとなる要因として骨粗鬆症が影響していると述べて,骨折により,日常生活に支障を来し,心身機能も低下すると指摘した。特に高齢者の場合は,自宅での転倒により骨折することが多いと説明した上で,外出する機会が減少することで骨粗鬆症が進行し,心血管疾患のリスク因子にもなると言及した。こうした背景から同クリニックでは訪問診療において,ポータブルの超音波骨密度測定装置を用いて,定量的超音波測定法(QUS)によるスクリーニングを実施し,早期診断に取り組んでいる。さらに,新潟リハビリテーション病院などと協力して,「骨折手帳」を活用した情報共有を図り,地域医療連携での骨折予防に取り組んでいることを説明した。
会場内には,日常生活での転倒リスクを体験できるコーナーが設けられたほか,LIAQUSポータブルも展示された。

 

●問い合わせ先
日本シグマックスメディアセミナー事務局
株式会社オズマピーアール内
TEL 03-4531-0212
E-mail healthcare@ozma.co.jp


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