特長<1>
伸縮支柱，快適な走行性
視野を遮る支柱が無いことで，見通しよく走行できます。曲がりたい方向へハンドルを押した分だけ進む滑らかな走行性能を実現し，その場でくるりと旋回も可能。使う人に合わせてハンドル高さを2段階に調整できます（オプション）。

特長<2>
セカンドモニタ搭載  
撮影条件の調整や患者情報の確認のために，ベッドサイドとメインモニタの前を行き来する必要がなくなります。cタイプでは撮影後の画像がセカンドモニタにも表示されます。その場で撮影画像を確認し，再撮影・写損の処理も可能です。

特長<3>
3Dカメラ（オプション）  
3Dカメラから得られた映像，撮影距離及び角度情報をセカンドモニタへ表示できます。正確なポジショニングを支援し，再撮影頻度の低減に寄与します。

特長<4>
レーザーナビゲーション（オプション）  
コリメータに十字レーザーマーカーを搭載しました。X線管が適切な角度範囲に達すると，その方向を示すレーザーマーカーが点灯し，ポジショニングを支援します。

特長<5>
AIによる画像確認支援（オプション：cタイプのみ）
Smart DSI（Detection Support with image processing）は，画像データから，造影糸入りのガーゼ，外科用縫合針などの可能性がある領域を強調し，体内遺残物の確認をサポートします。

Smart Tubeは画像データから，チューブ・カテーテルの可能性がある領域を強調し，位置確認をサポートします。

*) Smart DSI及び Smart Tubeに採用しているAI（人工知能）技術は，自ら学習を繰り返すタイプのAIではありません。

特長<6>
シリアル撮影機能（オプション：kタイプのみ）
シリアル撮影に対応したワイヤレスFPDでシリアル撮影を行い，参照画像を本体搭載の大型モニタで確認可能です。連続した静止画を動画として提供することで，移動困難な患者の肺の動きなどを確認でき，より多くの情報で診断を支援します。

回診車本体（ワイヤレスFPD※，X線管装置，X線高電圧装置，デジタルラジオグラフィ含む）
※大視野FPD，半切FPD，コンパクトFPDの何れかを選択

・FPD    
　　大視野FPD，半切FPD，コンパクトFPD
・X線高電圧装置    
　　最大出力　32kW（20ms） 
　　最大管電流　400mA（20ms），160mA（100ms）
・X線管保持装置および台車部    
　　移動方式　電動
　　支柱回転範囲　±270°（通電時間開放型電磁ロック）
　　支柱高さ　1270mm
　　X線管焦点の上下移動範囲　680～2025mm

・3Dカメラ
・十字レーザーマーカー
・ワイヤレスハンドスイッチ
・バーコードリーダ
・キーレスエントリー
・ハンドル高さ変更
など

・全国にサービス拠点を配置
・各種メンテナンス・プランを用意しておりますのでサービス担当者へお問い合わせください。