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社会医療法人明陽会 成田記念病院 × FUJIFILM DR CALNEO HC SQ/CALNEO C mini Wireless SQ(富士フイルムメディカル)新病院開院に合わせて一般撮影用DR装置を導入し,患者サービスの向上をめざす

2012-12-3

新病院を背景に,成田院長(左)と筆者(右)

新病院を背景に,成田院長(左)と筆者(右)

地域の中核病院として最新の医療を提供

当院は,1951(昭和26)年に愛知県豊橋市に開院し,地域に根ざして,人のやさしさと温かさを根源にした高度先進医療の提供をめざしてきました。2012年9月1日より,新病院での診療をスタートし,10日にはPET/CTが稼働しました。さらに,12月からはトモセラピーによる放射線治療を開始します。成田 真院長は,医療の質と向上を図り,人々から信頼される地域の中核病院をめざすために,患者さんに負担の少ない最新の医療機器の導入を推進してきました。

患者負担を最小限にして被ばく低減を図る

導入した最新の一般撮影用DR装置(手にしているのがFUJIFILM DR CALNEO C mini Wireless SQ)

導入した最新の一般撮影用DR装置(手にしているのがFUJIFILM DR CALNEO C mini Wireless SQ)

今回導入した一般撮影用DR装置は,低い線量でも撮影が可能な高感度タイプの新製品である富士フイルム社製「FUJIFILM DR CALNEOシリーズ」です。立位,臥位装置には17インチ×17イ ンチサイズのカセッテDR「FUJIFILM DR CALNEO HC SQ」を使用し,フリー撮影用として,小サイズのカセッテDR装置「FUJIFILM DR CALNEO C mini Wireless SQ」を各撮影室に配置しました。 
従来のCR装置での撮影線量と比較して,1/4程度の線量で同等の高画質を実現でき,さらに,プレ画像表示までの時間が約1秒と格段に高速になり,撮影の効率化が図れました。いままでの1/4程度に線量を減らしても,診断画像の質を維持できることに驚いています。また,小サイズのカセッテDRは,使い勝手が非常に良く,四肢骨の撮影や小児撮影など,幅広い用途で活用できています。

お互いにカバーし合い患者サービスの向上をめざす

常に笑顔で患者対応する放射線科スタッフ

常に笑顔で患者対応する放射線科スタッフ

当院では約20名の放射線科スタッフが勤務していますが,一般撮影からCT,MRI,PET/CT,RI,治療装置など,ローテーションで担当できるような体制を整えています。これからも,最新の医療機器を最大限に使いこなすことで,さらなる患者負担の軽減とサービスの向上を心がけていきます。

山本 和也
(社会医療法人明陽会 成田記念病院放射線科技師長)

 

 

 


社会医療法人明陽会 成田記念病院
〒441-8029 豊橋市羽根井本町134番地
TEL 0532-31-2167 
http://www.meiyokai.or.jp/narita/
病床数 284床 
診療科目 29科
◎問い合わせ先
富士フイルムメディカル株式会社
〒106-0031 東京都港区西麻布2-26-30 富士フイルム西麻布ビル
TEL 03-6419-8033(代)
http://fms.fujifilm.co.jp

(インナービジョン2012年12月号より転載・2012年11月26日公開)