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コンソーシアム,「柏の葉スマートヘルス」プロジェクトを2月2日より開始~スマートシティを支える主要プログラムとして事業化を目指し,まずは実証事業を実施~

2013-1-31

柏市,三井不動産(株),イーソリューションズ(株),日本ヒューレット・パッカード(株),(株)メディシンクをはじめとするコンソーシアム(※)は,ICTを活用して日常の健康状態を"見える化"するサービスの実証事業「柏の葉スマートヘルス」プロジェクトを,柏の葉スマートシティ(千葉県柏市・柏の葉キャンパス地域)において2013年2月2日から開始する。

「柏の葉スマートヘルス」プロジェクトでは,最先端のリストバンド型ライフレコーダー(活動量計)や通信機能付き体組成計といったデジタル健康機器をICTネットワーク経由で健康データ分析システムに連携させ,パソコンやスマートフォンで利用者の健康状態を表示するサービスを提供する。サービスを利用することで,運動量や消費カロリー,体脂肪率などの基礎健康データだけでなく,睡眠や活動内容など24時間の生活リズムまで細かく確認でき,現在の健康状態や体調変化の原因が簡単に分かるようになる。

「柏の葉スマートシティ」は,病気になってから先進医療で治療するのではなく,病気にならないための自発的な健康増進・疾病予防を促すプログラムを提供することで,市民の健康レベルを上げて社会保障費の削減を実現する新たな街づくりモデルを目指している。今回の新サービスは,健康長寿都市を目指す「柏の葉スマートシティ」の主要プログラムとして発展させていくために,まずは約1ヵ月間の実証事業として住民から参加モニターを募り実施する。参加モニターには当サービスの利用に必要となる機器やアプリケーションを無償貸与し,サービス利用を通じた健康増進効果を検証していく。

●「柏の葉スマートヘルス」プロジェクトのサービス概要イメージ

「柏の葉スマートヘルス」プロジェクトのサービス概要イメージ

 

●「柏の葉スマートヘルス」プロジェクトの主な特徴

●「柏の葉スマートヘルス」プロジェクト2012年度実証事業概要

■実験期間
2013年2月2日(土)~2013年3月10日(日)

■実証内容
(1)ICTを活用した健康データ見える化サービスによる健康増進効果の検証
(2)使用機器やWEBサイトの操作性,必要機能の検証
(3)健康SNSによる地域コミュニティ活性化の検証
(4)商用化に向けたサービスのニーズ,適正価格,ビジネスモデル等の検証

■参加モニター
柏の葉スマートシティの住民(柏の葉キャンパス駅周辺の居住者)を対象に以下人数の参加モニターで実施
A)「ライフレコーダー」および「体組成計」の利用+健康イベントの参加:50名
B)一般的な歩数計の利用+健康イベントの参加:50名
C)一般的な歩数計の利用:50名

■使用機器/システム
・リストバンド型ライフレコーダー
((株)日立製作所中央研究所開発:未発売品,(株)日立システムズ協力)
・通信機能付き体組成計(オムロンヘルスケア(株):HBF-206IT,(株)エー・アンド・デイ:UC-411PBT-C)
・ゲートウェイサーバ((株)アライブ:AP3241eHealthゲートウェイサーバ)
・健康データ分析システム(新規開発)
・健康データ見える化ソフトウェア(新規開発)

■参画団体
・柏市(健康イベント/健康相談の実施)
・三井不動産(株)(事業全体の企画開発/コーディネート,協力住民との調整)
・(株)メディシンク(サービス/ソフトウェアの構築・運用,ビジネスモデル構築・事業化)
・日本ヒューレット・パッカード(株)(データ分析システムの設計・開発)
・イーソリューションズ(株)(プロジェクトマネジメント)

※同プロジェクトは,上記5者およびエーイーエムシージャパン(株),(株)国際情報ネット,ストリートメディア(株),ユーシーテクノロジ(株)によるコンソーシアムにて総務省より受託した「平成24年度ICT街づくり推進事業」の一環として実施するもの。同事業の全体については,以下を参照。
http://www.mitsuifudosan.co.jp/corporate/news/2012/1127/

 

●問い合わせ先
(株)メディシンク「柏の葉スマートヘルス」プロジェクト事務局
TEL 03-6459-3960
E-MAIL: ksh-info@medithink.co.jp