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富士フイルム,薬剤名と数量が処方箋データと一致しているかを判定する監査支援システム「PROOFIT(プルーフィット)」新発売〜光学設計技術や画像解析技術,文字認識技術を活用して高精度かつ瞬時に判定できる〜

2016-4-4

PROOFIT(プルーフィット)

PROOFIT(プルーフィット)

富士フイルム(株)は,薬局で提供される薬剤の製品名と数量が処方箋データと一致しているかを判定する監査支援システム「PROOFIT(プルーフィット)」を,2016年4月21日より富士フイルムファーマ(株)を通じて発売する。「PROOFIT」は,富士フイルムの光学設計技術や画像処理技術,富士ゼロックスの文字認識技術などを組み合わせて開発した,薬剤師の監査業務(*1)をサポートするシステムで,高精度かつ瞬時に薬剤名を認識,数量を計測でき,監査結果も保存できる。

患者の健康被害を防ぐため,薬剤師には,患者に薬剤を渡す時に薬剤の種類や数量に間違いないかを確認する監査業務が義務付けられている。監査業務では,薬剤師が目視で薬剤の種類や数量を確認することが一般的だが,近年,目視のみならず監査業務をサポートするシステムも活用して,監査業務の正確性や効率性をより高めていきたいというニーズがある。

今回発売する「PROOFIT」は,薬剤をステージ上で撮影し,撮影した画像を解析することで,高精度かつ瞬時に薬剤名と数量が処方箋データと一致しているかを判定する監査支援システム。「PROOFIT」は,バーコードの読み取りだけでなく,富士ゼロックスが開発した,多様なフォントに対応する文字認識技術を活用して,PTP(*2)シート上の文字を高精度に読み取り,薬剤名を認識する。さらに,富士フイルムの光学設計技術や画像処理技術で,PTPシートの端面や画像内の陰影を解析することにより,重なった束の状態のままでPTPシートの枚数や端数の錠剤数を正確に計測できる。「PROOFIT」で確認した薬剤名・数量と,調剤時に入力する処方箋データが異なる場合,即座にアラームを発し,薬剤の取り間違いを未然に防止。薬剤師の監査業務の正確性向上とともに,効率化にも寄与する。このほか,監査結果を薬剤の撮影画像とともに記録でき,より精度の高い監査履歴の保存が可能。

「PROOFIT」は,クラウドを通じて,医薬品名データベースにアクセスでき,また「PROOFIT」本体のソフトウエアの自動更新も可能。新薬の情報更新など薬局における監査支援システムの維持管理にかかる業務負担を大幅に軽減する。加えて,操作性にも優れ,監査作業と記録保存をワンタッチで同時かつ瞬時に行うため,ストレスなく運用できる。

富士フイルムは,長年の写真事業で培ってきた光学技術や画像解析技術,グループ会社の技術を生かし,幅広い医療現場をサポートする高品質な製品を開発・提供していくことで,医療の質の向上に貢献していく。

*1 薬剤師が患者に薬剤を渡す際に,調剤された薬剤を確認し,正確性の担保と安全性の確保を行う業務。
*2 Press Through Packageの略。錠剤やカプセルを押し出すタイプの薬剤包装。

●主な特長

(1)富士フイルムグループの技術により,高精度かつ瞬時に薬剤名を認識し,数量を計測

 

(2)監査結果を薬剤の画像とともに記録し,監査履歴の精度向上を実現

 

(3)クラウドを通じた,医薬品名データベースへのアクセスと本体ソフトウエアの自動更新により,維持管理の工数を削減

 

(4)優れた操作性によりストレスなく運用が可能

 

(5)コンパクトサイズを実現

 

●問い合わせ先
富士フイルム(株)医薬品事業部
TEL 03-6271-2171
http://fujifilm.jp/proofit/