innavi net画像とITの医療情報ポータルサイト

ホーム

島津製作所,血管撮影システム向け保守契約オンラインサービス「Site-View Plus」を開始〜ユーザーと同社間での双方向コミュニケーションを実現した新リモートサービス〜

2016-6-28

島津製作所は,同社の血管撮影システム「Trinias(トリニアス)」シリーズのユーザーと同社間をネットワークで繋いで双方向のリモートサービスを実現する保守契約オンラインサービス「Site-View Plus(サイトビュープラス)」を6月27日に開始する。

従来のリモートサービスを強化した本サービスは,同社の血管撮影システムを導入する病院と島津グループが管理するリモートメンテナンスサーバをネットワークで接続するもの。常に最適な状態に装置を保つために同社が装置の状態をリモートで監視し,ユーザーは,装置状態や保守記録の確認,装置マニュアルなどの閲覧,同社への問い合わせ,同社からの最新情報の受信などが院内のPCで可能になる。これまでは納入した装置の状態を同社が監視する一方向コミュニケーションであったが,本サービスを通して双方向のコミュニケーションを実現することで,さらに安心して日々の検査を行える。

●新サービスの概要

「Site-View Plus」への契約によって,対象となる血管撮影装置のユーザーは,院内のPCから以下のようなサービスを受けることができる。

 

なお,本サービスは日本国内向けであり,契約については,同社が製造販売する医療機器および関連機器の据え付けや修理,保守点検,部品供給などを主な事業内容とする同社100%出資のグループ会社 島津メディカルシステムズ(株)が行う。

●新サービスの特長

1. 双方向コミュニケーションによる安心の装置管理
同社側で装置の状態を監視し,異常があればいち早く感知して通知する。また,従来までは,実際に操作しなければ装置の状態を確認することができなかったが,本サービスでは院内のPCから装置の状態を確認でき,ユーザー側で装置の状態や定期点検記録を始めとする各種の情報を一元的に管理できる。さらに,「Site-View Plus」のシステム上で問い合わせなどのメッセージ送受信が可能。このような双方向のコミュニケーションによって装置をより最適な状態に保ちやすくなり,一層安心な検査を支援する。

2. エラーガイド機能によりダウンタイム短縮を支援
装置に故障などのトラブルや異常が起こった際,従来はフィールドエンジニアがその病院を訪問して装置を復旧させていたが,異常時の操作手順を示す本サービスのエラーガイド機能により,ユーザーの操作で装置を復旧できる場合もある。また,復旧に関する状況をリモートで監視し,担当のフィールドエンジニアへ通知することで,より的確かつ速やかな連絡や訪問対応に繋がり,ダウンタイムの短縮に貢献する。

「Site-View Plus」の取り扱い概要図

「Site-View Plus」の取り扱い概要図

 

●問い合わせ先
島津製作所 医用機器事業部 グローバルマーケティング部 販売促進グループ
TEL 075-823-1271 FAX 075-823-2921
http://www.med.shimadzu.co.jp/