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フィリップス,心臓冠動脈疾患の血管内治療術を支援する「iFR Roadmap」を販売〜PCI Suiteの動画による冠動脈ロードマップ機能をさらに強化〜

2017-6-30

Courtesy from Dr. Eric Van Belle CHRU de

Courtesy from Dr. Eric Van Belle CHRU de

(株)フィリップス エレクトロニクス ジャパンは,6月30日より,X線血管造影撮影装置Azurion(アズリオン),Allura(アルーラ)ファミリーに対応する経皮的冠動脈形成術(PCI)を支援する最新*1システムソリューション 「iFR Roadmap(アイエフアール ロードマップ)」の販売を開始する*2
「iFR Roadmap」は,フィリップスが2016年6月より販売しているPCI Suite(ピーシーアイ スイート)の2つの機能である 1) 動画による冠動脈ロードマップ機能(ダイナミックコロナリーロードマップ),2) 高速強調画像処理をした冠動脈ステントのライブ拡大表示(ライブステントブースト)のうち,動画による冠動脈ロードマップの機能を強化したもの。
iFR*3の値とプルバックカーブをリアルタイムで自動表示し ,心臓冠動脈疾患の低侵襲性治療を積極的に支援する。

●「iFR Roadmap」の特長

1. リアルタイム の位置同期(コレジストレーション)
位置同期を一画面で行うことにより,医療従事者のワークフローを改善する。

2. 血管画像とiFR値の比較レビュー
同一画面で比較レビューができるため,計測後の治療戦略が立てやすくなる。

3. 解析データの保存,転送
解析データは血管画像と同時に保存可能でPACS(医療用画像管理システム)へ転送可能なため,解析時のデータ呼び出しが容易となる。

フィリップスは,PCI治療を支援するライブイメージガイダンスの包括的なトータルソリューションとしてPCI Suiteをさらに発展させ,本年3月に発売したX線血管撮影装置の新世代プラットフォーム「Azurion」をはじめ,ライブイメージガイダンスツールにおいても,医療現場のニーズに即した新機能の開発を続けていく。

Dynamic Coronary Roadmap(ダイナミックコロナリーロードマップ)について
ダイナミックコロナリーロードマップは,2016年6月にフィリップスが発売した,PCI治療支援の動画オーバーレイ表示によるロードマップ機能。直前の撮影画像からリファンレンス画像となる動画マスク画像集を作成し,カテーテル治療実施時のライブ透視画像に自動で同期オーバーレイ表示することで,目的とする治療疾病部位へのアプローチを支援する。また,造影剤が満たされていない状況でも心臓冠動脈の走行が視覚化されたダイナミックコロナリーロードマップ機能により,カテーテルやガイドワイヤーの安全な操作,正確でスピーディーな治療を支援する。

*1 フィリップス製品比
*2 「iFR Roadmap」を使用する際にはフィリップス社のCORE Integrated Systemが必要。
*3 iFR(instantaneous Flow Reserve)とは,フィリップス独自の機能的な虚血評価指標。最大充血を惹起する血管拡張剤を使用する必要がなく,冠動脈の狭窄や病変を評価することができる。

フィリップスは,7月6日(木)から8日(土)に国立京都国際会館で開催される第26回日本心血管インターベンション治療学会:CVIT 2017にブース出展する。
開催期間中,下記スケジュールにて「iFR Roadmap」と「Azurion」の製品概要説明を実施する。
CVIT URL: http://www.philips.co.jp/healthcare/about/events-calendar/cvit-2017
2017年7月6日(木): 10:00 11:00 14:00 16:00 17:00
2017年7月7日(金): 10:00 11:00 14:00 16:00 17:00
2017年7月8日(土): 10:00 11:00 14:00 15:00

 

●問い合わせ先
(株)フィリップス エレクトロニクス ジャパン
お客様窓口
TEL 0120-556-494
www.philips.co.jp/healthcare