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テクリコ,関西医大とコラボしたHoloLensを用いたリハビリシステム「リハまる」を医学会で発表〜認知症予防や脳卒中ケア志向のソフトウェアサービスを,国内外へリリース開始〜

2017-10-20

MR/VRコンテンツおよびソフトウェアの開発を手掛ける(株)テクリコは,10月28日(土),29日(日)に実施される第一回日本リハビリテーション医学会秋季学術集会(大阪)において,MR(Mixed Reality,複合現実)機器を用いた認知機能改善リハビリテーションシステム「リハまる」を世界に先駆けて発表し,同日よりサービス提供を開始する。

リハまるイメージ図

リハまるイメージ図

 

●「リハまる」の概要

「リハまる」は,テクリコと関西医科大学との共同研究を基盤に開発されたリハビリテーションシステムであり,認知機能・高次脳機能障害改善リハビリに特化したモデルとなっている。特に以下3点で際立った特徴がある。

<特徴1>:3D空間内でのリハビリテーション
紙と鉛筆による2次元空間内でのリハビリから脱却し,3次元空間内での立体的リハビリへ。

<特徴2>:業務量軽減効果の高いシステム
スタッフによる添削業務や入力作業を自動化することで,効率的な医療経営環境を提供。

<特徴3>:医学的エビデンス性
今般実施される第一回日本リハビリテーション医学会秋季学術集会内において,「リハまる」のシステムを用いた臨床研究の学会発表が実施される。また,同研究は「優秀演題賞」にノミネートされており,医学会全体から非常に高い関心を持たれたテーマとなっている。

●今後の展開および予定

テクリコは,同上の10月28日,29日に実施される第一回日本リハビリテーション医学会秋季学術集会の展示ブース内(ブース番号30番)にて同製品を一般向けにリリースし,医療機関や介護施設向けにサービス展開を行う。また海外からの引き合いニーズに応えるべく,欧米向けにはHoloLens仕様のものを提供し,アジア中東向けには現在開発中のスマホVR仕様のものを浸透させていく予定。

テクリコは今後も,「医療に本物のITと,エンターテインメントを」をモットーに,急増する認知症患者向けの予防,そして脳梗塞急性期患者向けのケアにサービスを展開し,メディカル分野でのIT,IoTの利活用を急速に推進していく。

■第一回日本リハビリテーション医学会秋季学術集会 付設展示会について
日時:10月28日(土)8:30~17:00(開場8:00)
   10月29日(日)8:00~15:30(開場7:00)
場所:大阪国際会議場(大阪市北区中之島5-3-51)
テクリコ「リハまる」ブース 10階会議室1003 機器展示会場ブース30番
詳細:http://www2.convention.co.jp/jarma01/

 

●問い合わせ先
(株)テクリコ
http://www.rehamaru.jp