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エヌ・デーソフトウェアとシーディーアイが資本業務提携,介護福祉の業務をAIシステムと連携し支援

2019-12-10

エヌ・デーソフトウェア(株)(以下「NDS社」)と(株)シーディーアイ(以下「CDI社」)は,NDS社の業務支援システム「ほのぼの」シリーズとCDI社の人口知能(AI)技術を活用したケアマネジメント支援に関する知見を連携することで,高齢者の自立支援の実現への貢献,並びに介護業界における業務の効率化と生産性の向上を目指し,資本業務提携(以下「本提携」)をした。

●本提携の背景

昨今,人手不足が深刻化する介護業界においては,人工知能(AI)やITを活用した業務効率化・生産性向上が求められている。また,介護保険法等において,高齢者が「可能な限り,住み慣れた地域でその有する能力に応じ自立した日常生活を営むこと」ができるよう自立支援型のケアマネジメントへの取組みが保険者・事業者に求められている。

NDS社は介護・福祉を中心に事務管理と現場業務支援を目的としたトータルパッケージ業務ソフトウェア「ほのぼの」シリーズを主力商品とし,介護福祉のソフト分野で業界トップクラスのシェアを誇り,42,000社*を超える事業所で利用されている。。(*2019年3月末)

CDI社は2017年に創業し,日本の介護業界が培った高度なノウハウと,最先端の人工知能技術の融合に取り組み,ケアマネジャーのパートナーとして,人工知能(AI)を用いて自立支援型ケアマネジメントを支援するシステム(以下「CDIシステム」)を日本で初めて開発し,2018年10月に商用化しました。2019年10月時点で1,000名を超えるケアマネジャーに利用されている。

●本提携の目的

本提携により,人工知能(AI)を活用したCDIシステムと介護・福祉ソフト分野で高いシェアを持つ「ほのぼの」シリーズの連携を実現する。両者のシステムを連携させ,ケアマネジャーのケアプラン作成から請求管理業務に至る一連の業務の流れの中にCDIシステムを組み込むことにより,業務負荷の大きな軽減を図る。

また,NDS社の顧客基盤を通じて,全国津々浦々に所在する介護事業所様に人工知能(AI)を活用したCDIシステムをお届けすることが可能となる。介護業界全体にとってAIをより身近で使いやすいものとし,自立支援型のケアマネジメントへの取組みの普及・促進を図ります。同時に,サービス提供地域の広がりや利用者数の大きな増加は,人工知能(AI)の学習・進化を加速する。

NDS社とCDI社は,介護業界における業務効率化と生産性の向上に貢献するとともに,自立支援型ケアマネジメントを目指したいと考えている。また,高齢者ができるだけ長く,自立した生活を送ることを支援するとともに,我が国が直面する社会保障費の増大や,介護現場の人手不足等の社会課題の解決に貢献していきたいと考えている。

 

●問い合わせ先
(株)シーディーアイ
https://www.cd-inc.co.jp/

エヌ・デーソフトウェア(株)
https://www.ndsoft.jp/