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順天堂大学練馬病院,富士通の「らくらく会計」で患者の会計待ち時間を削減スマートフォンによる会計で,院内混雑を緩和し患者の利便性を向上

2020-9-9

順天堂大学医学部附属練馬病院(以下 順天堂大学練馬病院)は,患者の診察後の会計待ち時間の削減と,会計窓口の混雑解消に向けて,富士通(株)(以下 富士通)が開発した患者の窓口会計を不要にする「FUJITSU ヘルスケアソリューション HOPE LifeMark-コンシェルジュ らくらく会計」(以下,「らくらく会計」)を先行導入し,8月より本格運用を開始した。

順天堂大学練馬病院は,2017年に「FUJITSU ヘルスケアソリューション HOPE LifeMark-コンシェルジュ」(以下,「HOPE LifeMark-コンシェルジュ」)を導入し外来運用を行っており,患者がスマートフォン上で外来受付や診察待ち状況の確認,次回予約の確認などを行っている。今回,さらに「らくらく会計」を導入し,「HOPE LifeMark-コンシェルジュ」および医事会計システム「FUJITSU ヘルスケアソリューション HOPE X-W」と連携させることで,診察予約日時の確認から後払い会計までをスマートフォン上で実現する。「らくらく会計」は,アプリ上で患者のクレジットカード情報を事前に登録し,簡単な操作により後日自動で診察料が引き落とされる。これにより,外来受診から会計まで一連の流れを患者のスマートフォン上で管理し,診察待ち時間の削減や会計業務の効率化を実現する。

●背景

順天堂大学練馬病院は,2017年に富士通の「HOPE LifeMark-コンシェルジュ」を導入し,外来受付から予約確認,診察待ち状況確認,診察呼び出しまでを患者のスマートフォンと連携し実現することで,待ち時間の有効利用,外来受診時の一連の手続きの簡便化(帳票類の削減),外来フロアの混雑緩和,外来運用の標準化などの効果が表れている。しかし,診察後の会計では長蛇の列となり,混雑が課題となっていた。
そこで上記の課題を解決するために富士通で開発した「らくらく会計」を先行導入した。

図1.「らくらく会計」の画面

図1.「らくらく会計」の画面

 

●順天堂大学練馬病院における「らくらく会計」の導入について

目的:患者の会計待ち時間の短縮(新型コロナウイルス感染症対策を含む)
   職員の会計窓口業務の負荷軽減

サービス開始日時:2020年8月3日(月曜日)

利用の流れ:

 

図2. システム運用イメージ

図2. システム運用イメージ

 

●今後について

順天堂大学練馬病院は,「HOPE LifeMark-コンシェルジュ」を活用して外来医療にとどまらず,在宅・地域医療まで貢献できる,あるいは患者自身の健康管理に貢献できるようになることを目指す。
富士通は,2020年度中に「らくらく会計」のサービス提供を目指しつつ,オンライン診療などの医療サービスの変化に柔軟に対応できるよう,ヘルスケアソリューションを強化していく。

●関連リンク
順天堂大学医学部附属練馬病院ホームページ
「HOPE LifeMark-コンシェルジュ」紹介サイト

 

●問い合わせ先
順天堂大学医学部附属練馬病院
医療情報管理室
TEL 03-5923-3208

富士通コンタクトライン(総合窓口)
TEL 0120-933-200
受付時間: 9時~17時30分(土曜日・日曜日・祝日・同社指定の休業日を除く)