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  • 島津製作所,新型コロナ重症化への関連性を示唆するバイオマーカーを6分で測定「修飾ヌクレオシド分析システム」用メソッドパッケージを発売

    2021-6-21

    トリプル四重極型液体クロマトグラフ質量分析計「LCMS-8060NX」

    トリプル四重極型液体クロマトグラフ
    質量分析計「LCMS-8060NX」

    島津製作所は,6月21日に「LC/MS/MS メソッドパッケージ 修飾ヌクレオシド」を発売した※1。本製品および同社製トリプル四重極型液体クロマトグラフ質量分析計(LC-MS/MS),(株)アイスティサイエンス製の自動検体前処理装置「SPL-W100-v2」で構成する「修飾ヌクレオシド分析システム」は,新型コロナウイルス感染症の重症化への関連性を示唆するバイオマーカー(2種類の修飾ヌクレオシド)を6分以内に測定できる※2

    「修飾ヌクレオシド分析システム」は,LC-MS/MSならではの高精度に加えて「わずか6分という測定時間」「尿や血液の使用」「前処理から解析まで全自動」といった特長を有している。「新型コロナウイルス感染者の尿や血液から重症化への関連性を示唆するバイオマーカー候補が得られる」という知見は,熊本大学大学院生命科学研究部の富澤一仁教授らの研究成果である※3。島津製作所はこの成果をもとに2種類の修飾ヌクレオシドを短時間で同定する手法を開発して,専用メソッドパッケージを製品化した。「LC/MS/MS メソッドパッケージ 修飾ヌクレオシド」には,前処理のプロトコル(実行手順)例およびLC-MS/MSに対応した分析方法(装置の設定など)が含まれる。

    今後,島津製作所は熊本大学と修飾ヌクレオシド関連の研究に注力して,ミトコンドリア病をはじめとする様々な疾患のバイオマーカーを探索するとともに,社会実装に向けたメソッドの標準化や全自動分析システムの開発に挑む。

    ※1 メソッドパッケージ:
    分析条件や前処理手順など特定用途の分析に最適化した情報。当社が製品として販売している。
    https://www.an.shimadzu.co.jp/lcms/lcmsms_methodpackage.htm
    ※2 多検体の連続分析時
    ※3 研究詳細(熊本大学プレスリリース)
    https://www.kumamoto-u.ac.jp/whatsnew/seimei/20210323-2

    注意:本発表に含まれる製品は研究用。医薬品医療機器法に基づく医療機器あるいは体外診断用医薬品として承認・認証等を受けていない。治療診断目的およびその手続き上での使用はできない。

    製品名:「LC/MS/MS メソッドパッケージ 修飾ヌクレオシド」
    希望販売価格:
    メソッドパッケージのみ:50万円(税別)
    「修飾ヌクレオシド分析システム」総額:4000万~6000万円(税別)
    販売目標:国内外合わせて発売後1年間に20パッケージ

    詳しい製品説明についてはこちら

     

    ●問い合わせ先
    (株)島津製作所
    https://www.shimadzu.co.jp/