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エルピクセル,医用画像解析ソフトウェアEIRL Brain Aneurysm,シーメンスヘルスケア社医療プラットフォーム「teamplay digital health platform」と提携を開始パートナー社との連携を通じ日本における医療のデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進

2021-11-12

エルピクセル(株)(以下「エルピクセル 」)は,シーメンスヘルスケア(株)(以下「シーメンスヘルスケア」)との提携を開始した。
今回の提携により,シーメンスヘルスケアの持つ医療プラットフォーム「teamplay digital health platform(チームプレイ・デジタル・ヘルス・プラットフォーム)」上で提供されるアプリケーション群に,エルピクセルが提供する医用画像解析ソフトウェア EIRL Brain Aneurysm(エイル ブレイン アニュリズム)が加わる。すでに「teamplay digital health platform」を導入されている医療施設にとって,別途クラウドに繋がる通信インフラを追加する必要がなく,安全かつ簡便にEIRL Brain Aneurysmの利用を開始することができる。

【EIRL Brain Aneurysmについて】
脳MRA画像より2mm以上の嚢状動脈瘤候補点を検出しマークを表示することで,医師の読影をサポートするAIソフトウェア。医師単独で読影した場合と比べ,本製品を併用し読影することで約10%の感度向上が認められ,2019年10月に深層学習を活用した脳MRI分野のプログラム医療機器として国内初の薬事承認を取得,販売開始した。2021年6月には偽陽性数を削減するなど検出精度を向上させた新モデルをリリースした。本製品を含むEIRLシリーズは累計200以上の医療施設に導入されている。(2021年10月末時点)

販売名:医用画像解析ソフトウェア EIRL aneurysm
承認番号:30100BZX00142000
製品サイト:https://eirl.ai/ja/eirl-brain_aneurysm/

【シーメンスヘルスケアの医療プラットフォーム「teamplay digital health platform」について】
シーメンスヘルスケアが提供するteamplay digital health platform は,医療のデジタルトランスフォーメーション(DX)の発展を視野に入れ,シーメンスヘルスケアが開発した多機能デジタルヘルスプラットフォーム。これは,オープンでセキュアなクラウド環境を基盤にした仕組みであり,医療機関,医療従事者,患者,自治体,メーカーやパートナーを含むすべてのステークホルダーがつながり,連携し,よりよいアプリやサービスの提供や活用を促進していくものである。たとえば,メーカーやパートナーは,開発したアプリやサービスをすぐに利用できる環境に接続でき,一方の医療従事者は,必要に応じてそれをいち早く活用できるなどのメリットがある。今回の提携により,teamplay digital health platformに新たに医用画像解析ソフトウェア EIRL Brain Aneurysmが加わる。

【エルピクセル 代表取締役 島原 佑基氏 コメント】
エルピクセルは「医師に,寄り添うAI。」をコンセプトに,強みである生物・医用画像解析技術を活用した画像診断支援AI「EIRL(エイル)」の開発を進めてきました。現在,5つのプログラム医療機器の認証・承認を取得し,何度ものバージョンアップを繰り返しながら,200を超える医療機関様にご利用いただいたております。弊社のコア技術であるAIの開発に注力しながら利用者様を増やしていくためには,プラットフォーマーを始めとするパートナー企業様との連携は欠かせません。この提携によりAIの普及が加速し,より多くの医療機関様,あるいは患者様に,安心と革新を提供できるように努めてまいります。

【AI画像診断支援技術について】
高度化するモダリティとともに,医療画像診断の作業は膨大化している。AIを活用した独自のアルゴリズムによって,脳MRI,胸部X線などの医療画像情報を解析し,効率的で,正確な診断が出来る環境の提供を目指す。
EIRLプロダクトサイト(医療従事者向け):https://eirl.ai/ja/

 

●問い合わせ先
エルピクセル(株)
http://lpixel.net

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