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GEヘルスケア・ジャパン,循環器検査にも対応するポケットエコーVscan Air SLを発売ー 場所を問わずかつ質の高い心エコー検査を可能にし「医療が患者さんに近づく」をより一層後押しー

2023-9-28

Vscan Air SL

医療課題の解決に取り組むヘルスケアカンパニーGEヘルスケア・ジャパン(株)(以下GEヘルスケア)は2010年に販売を開始したポケットサイズの超音波装置「Vscan」シリーズから技術革新を経て最新機種「Vscan Air SL」を発売する。また同時に2021年に販売を開始した「Vscan Air CL」の最新バージョンR2がリリースされパルスドプラやMモードなど新機能が使用可能となった。

地域の健康を支える在宅医療のニーズ拡大自宅での検査そして適切な治療へ

超高齢化社会による在宅医療の需要拡大や在宅看取り件数の増加更にはコロナ禍などの予期せぬ医療資源の逼迫に伴い日本国内の医療提供体制の効率化や見直しが求められている。団塊の世代が75歳以上となり医療が逼迫すると言われている2025年を見据え厚生労働省が推進する「地域包括ケアシステム」では自分らしい暮らしを人生の最後まで続けることができるよう地域の包括的な支援・サービス提供体制の構築を推進している。病院では急性期患者の受け入れ高度医療の役割が期待され患者の近くで日々健康を支えるクリニック・診療所など地域医療では住まいをベースに患者をケアする医療の構築つまり在宅医療の需要が高まっている。

最新のテクノロジーの実装を通じて医療の課題解決に貢献:循環器疾患の増加に対応するポケットエコーの開発

日本をはじめ先進諸国で求められる個別化された精密な医療の提供を支えるべくGEヘルスケアでは長きにわたりソリューションの開発に取り組んできた。その中で非侵襲であり且つリアルタイム性を兼ね備えた超音波画像診断の適用拡大を牽引してきたのがGEヘルスケア初のポケットサイズ超音波診断装置「Vscan」シリーズである。新しい画像診断装置の使い方を提案し医療業界にイノベーションをもたらした。テクノロジーの進化は止まることなく2014年には1つのプローブに2種類の探触子を備えたデュアルプローブにより一機でより多くの部位のスキャンを可能にしたモデル「Vscan Dual Probe」をその後2017年に より軽量で 機能性と操作性を高めるために新しいアプリケーションを搭載した「Vscan Extend」を発売。

「Vscan」シリーズ

 

そして2021年より幅広い診療科や場所でのニーズが高まる超音波検査への期待に応えるべく大幅な画質の向上ワイヤレス化や堅牢性を強化し「Vscan Air CL」を発表2022年には国内累計10,000台を超え全世界では累計約50,000台が施設や地域で活用されている。そして今回2023年9月より同シリーズの新製品セクタプローブとリニアプローブを備えた「Vscan Air SL」の販売を開始する運びとなった。GEヘルスケア・ジャパン 執行役員 超音波本部長を務める大成学志氏は次のように述べている。「GEヘルスケアにとって日本は依然として極めて重要な位置づけにあり日本での医療ニーズをいち早く先取りすることで新技術の開発をグローバル規模でリードしてきたという実績があります。中でも超音波の分野では地域医療の支援を早期より視野に入れて装置の小型化に着手し病院という枠組みを超えて精密な診断がタイムリーにできるソリューションの開発を進めてきました。この度『聴診器のように手軽に持ち運べる』という特徴を更に進化させ日本でも増加している心不全を含む循環器疾患にも対応するべく基本性能も大幅に向上させた「Vscan Air SL」を発売しました。日々の医療現場における先生方の診断やアセスメントに更に貢献できることを期待すると共に今後ともより一層の技術革新とともに患者さんが求める医療への貢献に邁進してまいります。」

Vscan Air SLの主な特徴

■ Vscan Airシリーズ初のセクタ・リニアのワイヤレスデュアルプローブ
セクタ探触子にはGEヘルスケアが独自に開発し医療従事者からも定評のあるXDclearプローブ技術をVscanシリーズで初めて採用。単結晶クリスタルを探触子に用いることで広帯域かつ高感度なプローブの設計が可能となり従来を超える画質を実現した。表在検査は12MHzのリニア探触子を用い高分解能な描出が求められる検査に対応。これら2つの探触子を1本のプローブに搭載したデュアルプローブでいつでもどこでも手軽に様々な部位のスキャンをサポートすることができる。

■ パルスドプラMモードの搭載により幅広い診断をサポート
Bモードとカラーフローモードに加えてVscan Air R2バージョンではパルスドプラとMモードの機能も新たに搭載され全ての探触子およびプリセットで使えるようになった。これによりBモードの情報に限らず血流情報や特定部位のモーション評価が可能となり医療従事者のより正確な多角的な情報を用いた検査が可能となった。

■ ワイヤレス化により現場でのストレスが軽減
セクタ探触子を搭載したVscanシリーズでは初のワイヤレスプローブ。これによりケーブルが絡まるストレスケーブルの抜き差しの手間やケーブル劣化の心配から解放される。また充電も置くだけのQi規格ワイヤレス充電方式のため検査の合間に手軽に充電ができる。

■ 様々なシチュエーションを想定したアクティブな仕様
Vscan Air SLはMIL-STD-810G(米国国防総省の制定規格)に準拠した落下試験を開発段階で実施IP67の防塵・防水規格もクリアしている。またメーカー保証期間が標準で3年間となっており毎日アクティブにそして安心して使用することができる。

※適応モバイル端末には仕様上の必須要件がある。詳しくはGEヘルスケアまで問い合わせ。

製品概要
販売名称:汎用超音波画像診断装置 Vscan Air
メーカー希望小売価格:1,100,000円 (税込 1,210,000円)
受注開始時期:2023年8月28日

製造販売:GEヘルスケア・ジャパン(株)
医療機器認証番号:303ACBZX00012000
"Vscan Air SL"は上記医療機器の類型(SLプローブ)。
"Vscan Air CL"は上記医療機器の類型(CLプローブ)。
GEは商標ライセンス下で使用されるGeneral Electric Companyの商標。
VscanはGE HealthCareの商標です。
写真の携帯端末はVscan Air一式には含まれていない。適応モバイル端末には仕様上の必須要件がある。

「Vscanシリーズ」はVscanVscan ExtendVscan Airの事を指している。
販売名称:汎用超音波画像診断装置 Vscan Air
医療機器認証番号:303ACBZX00012000
販売名称:汎用超音波画像診断装置 Vscan Extend
医療機器認証番号:229ABBZX00030000

 

●問い合わせ先
GEヘルスケア・ジャパン(株)
コーポレート コミュニケーション
TEL 0120-202-021
https://www.gehealthcare.co.jp/

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