2026-1-27
自治医科大学発ベンチャー・DeepEyeVision(株)(以下「DeepEyeVision」)は,日本の中高年における失明原因の第一位である緑内障(※1)に関する診療の効率化と,治療時や検査時の患者の負担軽減を目的とした,新しい医療機器プログラム「自動視野・眼撮影装置(OCT)用プログラム AI-CO(アイコ)(以下「AI-CO」)を2026年1月より販売開始した。
1. 製品概要
「AI-CO」は,近赤外線を使って網膜の断面を画像化するOCT(光干渉断層計)から出力された画像情報(3Dスキャンデータ)を読み込み,濃淡の付いた平面グレースケール画像として表示する(図1)。また,自動視野計から出力された視野計測結果を表示し,医師の目で見比べることが可能。
緑内障の診療にあたっては,OCTと自動視野計の出力を医師が比較検討することが重要だが(※2),今回「AI-CO」が実装した,OCTの画像から直接,平面グレースケール画像を出力する機能を用いることにより,診療の効率化とそれによる病期の早期発見,治療時や検査時の患者の負担軽減に繋がることが期待される。
販売名:自動視野・眼撮影装置(OCT)用プログラム AI-CO(アイコ)
機器分類:管理医療機器
医療機器認証番号:307ADBZX00085000
図1 OCT解析結果モードのイメージ
図2 接続構成図
2.本製品に関するコメント(敬称略)
島根大学医学部眼科学講座 谷戸 正樹 教授 のコメント
島根大学では長年にわたって,古山 誠 医師(DeepEyeVision(株)顧問,南子安眼科院長)とともに,OCTを活用した視野検査の効率化について研究してきました。この度,その成果の一つが,医療機器の形で世の中に出ることを大変うれしく思います。これを機に,今後の緑内障をはじめとした眼科医療が更に進展することを期待します。
東京大学医学部眼科学教室 本庄 恵 教授 のコメント
緑内障は日本における失明原因の第一位であり,治療は長期,生涯にわたる。緑内障患者に適した治療薬の研究開発や,治療継続における負荷軽減は,眼科医療における大きな課題である。そのような状況において,東京大学医学部眼科学教室出身である,髙橋秀徳 博士率いる自治医科大学発ベンチャー・DeepEyeVision社を中心に設計開発された本医療機器プログラムは,多くの緑内障患者への福音になると思われる。
(※1)日本緑内障学会:日本緑内障学会多治見疫学調査報告書,2012
(※2)日本緑内障学会緑内障診療ガイドライン改訂委員会:緑内障診療ガイドライン(第5版),2022
●問い合わせ先
DeepEyeVision(株)
E-mail: pr@deepeyevision.com
https://deepeyevision.com/
