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病気の子どもとその家族を支えるドナルド・マクドナルド・ハウスがハウスを医療従事者向けの滞在施設として提供開始

2020-4-24

財団法人ドナルド・マクドナルド・ハウス・チャリティーズ・ジャパン(以下,同財団)は,新型コロナウイルス感染拡大を受け,新規利用家族の受け入れを制限し運営を一時的に閉館している,さっぽろハウス(北海道札幌市),さいたまハウス(埼玉県さいたま市),ふちゅうハウス(東京都府中市),ふくおかハウス(福岡県福岡市)の全国計4か所のハウスの一部エリアを,隣接する小児病院の医療従事者向け滞在施設として提供を行うことを決定し,下記の通り提携先病院との契約を締結したことを発表した。4つのハウスでは今後,随時,医療従事者の受け入れを行っていく。提供期間は今後の感染状況や各医療機関の医療提供体制の状況を注視し,決定する。

さっぽろハウス: 北海道立子ども総合医療・療育センター (札幌市手稲区金山1条1丁目240番6)
さいたまハウス: 埼玉県立小児医療センター (埼玉県さいたま市中央区新都心1番地2)
ふちゅうハウス: 東京都立小児総合医療センター (東京都府中市武蔵台 2-8-29)
ふくおかハウス: ふくおか市立こども病院 (福岡市東区香椎照葉5丁目1番1号)

ドナルド・マクドナルド・ハウス(以下,ハウス)は,治療のために,遠方から来る小児患者とその家族が,安価(一日1,000円)で滞在できる施設。ハウスは,治療を受ける病院から徒歩圏内にあり,小児患者を支える家族の精神的,経済的負担を少しでも軽くすることにより,家族が子どもの治療に心身共に安心して専念できるようサポートしている。現在,国内では11箇所のハウスがあり,日々病院との連携を密に行い運営している。

現在,コロナウイルスの感染拡大の影響により,医療機関において医療従事者は,自らの感染リスクに不安を抱えながらも,まさに不眠不休の治療にあたっている。

このような状況下で,同財団では医療従事者の方々の精神的,体力的負担を少しでも軽減することを目的とし,ハウスの一部エリアを滞在施設として,無償で提供することとなった。
さらに,今後,同財団では,各支援企業と連携し,医療従事者への支援活動を継続していく。

 

●問い合わせ先
https://www.dmhcj.or.jp/