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エプソン販売,ドライブ交換が可能で長寿命化を実現したディスクデュプリケータ「PP-100Ⅱ」を展示

2013-7-19

エプソン販売ブース

エプソン販売ブース

エプソン販売 は,医療安全の確保や業務効率の向上に貢献する製品ラインナップを紹介した。カラー化による視認性の向上などで安全を確保するリストバンドや検体ラベルを印刷できるプリンタや,高速・高耐久スキャナ,インタラクティブ機能付きプロジェクタのほか,放射線科向けの製品として,地域医療連携などに活用できるディスクデュプリケータの新製品「PP-100Ⅱ」を展示した。

PP-100Ⅱは,スタンダード機種であるPP-100の後継機。書き込みドライブを2台搭載し,一度に100枚までデータの書き込みとレーベル印刷が可能で,データ書き込みとレーベル印刷がセットで行われるため,データとレーベルの不一致が起こらない。7月から販売を開始しているPP-100Ⅱの最大の特長は,ドライブが交換可能となった点である。ドライブの寿命は1万5000枚程度のため,PP-100では2台のドライブで合計3万枚の製品寿命だった。今回,2台のドライブを交換可能にし,ドライブ以外のシステムの耐久性を上げたことで,製品寿命が15万枚と,従来装置の5倍の長寿命化を実現した。15万枚の使用を想定した場合,従来装置と比べてトータルでの投資金額を約1/3に抑えることができるという。価格もオープンプライスで51万2400円と,従来装置と同等の設定となっている。
また,オプションでブルーレイディスク(BD)にも対応可能で,ドライブ交換時にCD/DVDドライブからBDドライブへとアップグレードすることもできる(2台同時交換が必要)。エプソン取り扱いのアーカイブグレードBDをサポートしており,JIIMA(日本画像情報マネジメント協会)のデータ長期保存のガイドラインにも準拠している。
2013年はじめにリリースされた,ディスクからデータをインポートする「まとめてリード機能」にも対応する。また,開発者向けシステム連携ソフト「TD Bridge」をサポートしているため,業務システムと連結できる拡張性を持っており,今後ビューワソフトウエアなどに組み込まれることで,医療現場での利便性がさらに向上することが期待される。

ブルーレイディスクにも対応可能なPP-100Ⅱ

ブルーレイディスクにも対応可能なPP-100Ⅱ

 

ドライブの交換を可能にしたことで長寿命化を実現

ドライブの交換を可能にしたことで長寿命化を実現

 

フィルムレス,地域医療連携に貢献

フィルムレス,地域医療連携に貢献