2012-3-15
・第72回日本医学放射線学会総会 本田 浩会長
・第69回日本放射線技術学会総会学術大会 杜下淳次大会長
・第105回日本医学物理学会学術大会 豊福不可依大会長
第69回日本放射線技術学会総会学術大会のご案内
大会長 杜下 淳次
第69回総会学術大会のテーマは，Creation, Innovation, and Globalization（知の創造，技の革新，そして世界へ）です。医療における放射線技術全般を専門として取り扱う学会は世界でも本学会だけと自負していますが，海外に向けて情報を発信してこそ，多くの素晴らしい研究内容が世界に認識されます。今大会では647（口述研究発表441，一般研究発表（電子ポスター）206）の研究発表が行われます。対応が可能な会員から電子ポスター（CyPos）の英語化をお願いし，英語での発表を歓迎，そして学会が選んだ優れた研究は英語口述発表として推薦いたしました。その結果，85（海外17，国内68）の英語による口述発表が行われます。一方，英語化だけが最優先ではなく，国内で開催される学会なので日本語で深く議論することも大切ですから日本語による活発な質疑応答も歓迎です。海外からは，ディジタルマモグラフィ，水晶体被ばく，等の講演があります。さらに，JRC合同企画として3つのシンポジウムと1つの合同企画，JSRTの3つのシンポジウム，7分科会による9の教育講演とシンポジウム，11の入門講座，12の専門講座，11の技術活用セミナーなど多くの企画を盛り込んでおります。たくさんの方が会場に足を運んでいただき多くの知識を吸収し，仲間と出会われることを願っております。実行委員会一同とともに横浜でお待ちしております。
第105回日本医学物理学会学術大会は，日本医学放射線学会（JRS），日本放射線技術学会（JSRT）との合同学術大会（JRC2013）として，平成25年4月11日（木）〜14日（日）の4日間にわたってパシフィコ横浜会議センターにおいて開催されます。
大会のメインテーマは，「Creation, Innovation, and Globalization」です。放射線医療の今後の発展において，ますます重要性を増すと予想されるこれらの３つのキーワードは本大会を特徴づけるものです。
本大会では，JRSおよびJSRTとの合同企画によるシンポジウム，国内外からの著名な研究者による特別講演および教育講演，医学物理教育に関する国際シンポジウム，ならびに医学物理における最先端の研究発表が予定されています。研究発表は，疾病予防，診断，治療に関わる医学物理の広範な分野のすべてにわたっております。
これらのシンポジウム，特別講演，教育講演，一般講演を合わせて200以上の発表がおこなわれ，そのうちの60以上は英語によって発表が行われる予定です。また，アメリカ合衆国，韓国，ベトナム，タイ，バングラデシュから計11名の研究者，学生をお招きしました。本大会が，これらの諸国間との間の学問的交流を構築する出発点となり，医学物理の共同研究，さらに異文化交流を通して真の友好関係の発展につながっていくことを期待しています。
多くの皆様に本大会へご参加いただき，大会が実り多いものとなることを心より願っております。