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ITEM2014 ジェイマックシステム ブースレポート医療機関のニーズに合わせたサービスを提供するクラウドPACSを中心にアピール

2014-4-25

ジェイマックシステム ブース

ジェイマックシステム ブース

ジェイマックシステムは,展示のテーマを「Prospects for the future of PACS.〜PACSの未来を見つめて」として,2013年から提供を開始したクラウドPACSソリューション「XTREK F.E.S.T.A」を中心に,“Imaging”,“IT”,“遠隔読影”,“Medical Application & eBook Store”の4つのコーナーでソリューションを紹介した。MRIの血流解析アプリケーションである“PM View”が搭載された統合画像ビューワの「XTREK VIEW」,機能を強化しバージョン2となった放射線業務支援システムの「ACTRIS 2」,エクスポージャー・インデックス(EI値)に対応した検像システム「XTREK QA」など画像診断支援,放射線撮影業務を支援するソリューションなどを展示した。
また,医療系電子コンテンツを扱うM2PLUSのサービス,遠隔読影サービスのインフラを提供するeSite Healthcareの事業などをあわせて,ブースの展示を構成していた。(4月12日取材)

●宮城県の4病院でクラウドPACSの運用がスタート

ジェイマックシステムは,昨年のITEM2013でアルファテック・ソリューションズと提携したクラウドPACSソリューションである「XTREK F.E.S.T.A」を発表して,同時にサービス提供を開始した。最初のユーザーとして,公益財団法人宮城厚生協会の坂総合病院,長町病院,泉病院,古川民主病院の4施設で2014年から運用がスタートした。ブースでも4病院でのクラウドの運用状況をビデオで紹介していた。XTREK F.E.S.T.Aは,院内のPACSとデータセンターでの画像保管に災害対策時のサービスをセットにした“Hybridタイプ”と,既設のPACSに対してクラウドでの画像保管サービスを提供する“Archiveタイプ”の2つのサービスを用意している。高速回線とプリフェッチなどを用いたクラウドを感じさせない画像表示スピード,3省4ガイドライン準拠の安全なシステムを提供し,モバイル端末を利用した画像参照や遠隔読影,院外検査予約サービスなども利用できるのが特長だ。

医療機関のニーズに合わせた2つのタイプのクラウドPACSを提供

医療機関のニーズに合わせた2つのタイプのクラウドPACSを提供

 

●パラメトリックイメージングが可能なPM Viewが選択可能なXTREK VIEW

読影支援や配信機能を強化した統合画像ビューワXTREK VIEW

読影支援や配信機能を強化した統合画像ビューワXTREK VIEW

PACSの統合画像ビューワであるXTREK VIEWは,高速表示,ハイレスポンス設計,ACTRISとの連携による読影業務の効率化などの特長を持ち,読影のニーズに合わせたオプションを用意しユーザーが選択できるようになっている。オプションには,“MIP/MPR”,内臓脂肪計測の“Fat Checker”,マルチモダリティ対応のフュージョン機能“Fusion plus”などがあるが,これにMRIの血流解析が可能な“PM View”が新たに加わった。PM Viewでは,乳房のダイナミックMRIで,造影剤の時間的な経過をカラーマッピングすることで血流状態を観察でき,乳房の画像診断をサポートする。また,Fusion plusでは,マルチモダリティのフュージョンを可能にするが,PETのSUV値について,PET装置のメーカーごとの違いを認識して,XTREK VIEW上でSUV値を解析してデータを統一することが可能だ。

XTREK VIEWの機能の説明

XTREK VIEWの機能の説明

 

●新バージョンとなったACTRIS 2,検像システムXTREK QAをアピール

放射線業務支援システムの「ACTRIS」がバージョンアップし「ACTRIS 2」となった。北海道大学病院で2013年の秋から先行稼働している。バージョン2の特長は,以前からの機能を継承しながらも,ユーザーごとや端末ごとにカスタマイズ可能な自由な画面レイアウト,柔軟なカスタマイズが可能な集計機能,ポータブル撮影時に利用できるようWindowsタブレット端末への対応などが挙げられる。画面レイアウトのカスタマイズはユーザーIDごと,端末ごとに可能で,撮影機器や部署ごとにカスタマイズの要求の多いRISに対して,柔軟な対応ができるようにプログラムレベルで対応する。追加の機能として,核医学分野の薬剤管理,放射線治療管理をモジュール化して提供し,ユーザー施設のニーズによって選択できるようにしている。また,検像システム「XTREK QA」もバージョンアップした。自動検像プリセット機能を搭載し,条件にあった画像を選択して転送,保管できるほか,Target Exposure Index(目標線量指標:EIT)の設定を行うことで,Deviation Index(偏差指標:DI)によるアラートが出るようにした。

バージョンアップしたACTRIS 2の機能の説明

バージョンアップしたACTRIS 2の機能の説明

 

ACTRISに追加できる専門モジュール

ACTRISに追加できる専門モジュール

 

検像システムのXTREK QAもバージョンアップ

検像システムのXTREK QAもバージョンアップ

 

自動検像プリセット機能やEIに対応したXTREK QA

自動検像プリセット機能やEIに対応したXTREK QA

 

●医療系電子書籍や遠隔読影サービスなどの事業内容を紹介

ジェイマックシステムが運営する医療系電子コンテンツ販売のM2PLUSは,会員数6万人,コンテンツ数は1000を超え,医療系の電子書籍サイトとして順調に成長を続けている。ブースでは,iPadなどのタブレット端末で,重厚な医学書を電子書籍で読める利便性をアピールした。また,遠隔読影サービスでは,子会社であるイーサイトヘルスケア(株)が運営するクラウド型遠隔読影ASPサービスを出展した。イーサイトヘルスケア社では,読影サービスではなく,遠隔読影を行うためのシステム環境(インフラ)を提供する。SaaS型のシステムのため,最小のコストで安全・安心な環境でいつでも読影業務がはじめられることが特長だ。現在,施設数120,読影医登録数約300で,月間の読影依頼1万5000件のトランザクションがあるという。

会員数6万人,1000コンテンツと順調に成長を続けるM2PLUS

会員数6万人,1000コンテンツと順調に成長を続ける
M2PLUS

SaaS型の遠隔読影サービスを提供するeSite Healthcare

SaaS型の遠隔読影サービスを提供する
eSite Healthcare

 

●お問い合わせ先
株式会社ジェイマックシステム
住所:〒060-0034 札幌市中央区北4条東1丁目2-3 札幌フコク生命ビル10F
TEL:011-221-6262
E-mail sales@j-mac.co.jp
URL:http://www.j-mac.co.jp/


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