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ITEM2021 インフィニットテクノロジー 取材速報 PACSベンダーならではの柔軟かつ多彩な情報管理ソリューションを紹介

2021-4-17

インフィニットテクノロジーブース

インフィニットテクノロジーブース

韓国に本社を置くインフィニットテクノロジーは,2021年2月に創立20周年を迎えた。グローバルヘルスケア企業として海外で多くの実績を持つ同社は,主力製品である医療画像情報統合システム「INFINITT PACS」や情報の一元管理と活用を支援する「INFINITT Enterprise Imaging」,被ばく線量管理システム「INFINITT DoseM」などを国内外で展開している。ブースでは,これらの製品群の新機能を中心に紹介した。

医療画像情報統合システム「INFINITT PACS」は,PACSを中心にレポートやRISなど,同社が提供するすべての製品のデータベースを統合する。2019年にリリースされた最新バージョン「INFINITT PACS 7.0」は,次世代のソリューションとして,処理スピードや読影ワークフローの向上を実現している。レポートの見逃し防止機能が追加されたほか,画像カンファメッセンジャー「INFINITT Communicator」で院外のスタッフにもメッセージや画像のリンクを送付,共有でき,チーム医療やリモートワークを促進する。

「INFINITT Enterprise Imaging」は,院内に分散して保管されている情報の一元管理と活用を支援するソリューション。心電図や肺機能検査,血液検査などの生理検査部門機器やデジカメ,スキャナなどと直接接続し,部門システムを経由せずにデータを取得することが可能で,すべてのデータは統合検査ビューア「ULite」で統合して確認できる。「ULite」はインストール不要でどのような環境でもアクセス可能な上,シンプルなユーザーインターフェイスで使いやすいのが特長である。

被ばく線量管理システム「INFINITT DoseM」は,施設内のすべての放射線機器を一括管理して線量分布を可視化する。2020年4月の法令改正に完全対応し,DRLを超過した場合は該当検査を管理者にメールで通知する。また,CTの実効線量のシミュレーションや臓器線量の推計なども可能である。

INFINITT PACS 7.0」には,レポートの見逃し防止機能が追加。ログインするたびに未読リストが表示される

INFINITT PACS 7.0」には,レポートの見逃し防止機能が追加。ログインするたびに未読リストが表示される

 

画像カンファメッセンジャー「INFINITT Communicator」

画像カンファメッセンジャー「INFINITT Communicator」

 

統合検査ビューア「ULite」では,画像情報と,患者説明用のアニメーションを同時に表示することが可能

統合検査ビューア「ULite」では,画像情報と,患者説明用のアニメーションを同時に表示することが可能

 

WSIスキャナで取り込んだ病理画像も統合して管理・閲覧できる

WSIスキャナで取り込んだ病理画像も統合して管理・閲覧できる

 

被ばく線量管理システム「INFINITT DoseM」。CTの実効線量のシミュレーションが可能

被ばく線量管理システム「INFINITT DoseM」。CTの実効線量のシミュレーションが可能

 

放射線治療計画統合管理システム「INFINITT RT PACS」

放射線治療計画統合管理システム「INFINITT RT PACS」

 

●お問い合わせ先
社名:株式会社インフィニットテクノロジー
住所:〒110-0005 東京都台東区上野2-14-27上野の森ファーストビル6階
TEL:03-6806-0317
URL:www.infinitt.com